ペンライトやキンブレなどを家具の引き出し・収納スペースへ立てて整理するとき、最初から付いている仕切りでは1マスが小さく、グリップ部分が入らないことがあります。この場合は既存の仕切りに無理やり合わせるより、収納物の太さに合わせてマス目そのものを作り直す方法が実用的です。
たとえば内寸が幅19.6cm×奥行33.2cm程度の収納なら、4.4cm角を基準にした4×7の細かな区画から、約6.5cm角を目安にした3×5の区画へ変更する考え方があります。ただし、単純に6.5cm角のケースを15個購入すればぴったり収まるとは限りません。仕切り板の厚さや製品の外寸、取り出しやすさまで含めて計算することが重要です。
内寸19.6cm×33.2cmなら3×5の仕切りは作れる?
まず幅19.6cmを3分割すると、仕切り板の厚さを無視した理論上の幅は約6.53cmです。奥行33.2cmを5分割すると約6.64cmになります。そのため、おおむね6.5cm角前後のマスを3列×5列作るレイアウト自体は十分現実的です。
ただし、ここで注意したいのが仕切り板そのものの厚みです。たとえば幅方向に2枚の仕切り板を追加すると、その板の厚さだけ各マスの実際の内寸は小さくなります。6.5cmぴったりの物を収納したい場合、計算上6.5cmだから入ると判断するのは危険です。
一方、ペンライトの最大幅が5~6cm程度であれば、約6.3~6.5cmの有効幅が確保できる仕切りはかなり使いやすくなります。収納するペンライトの最も太い部分を実測し、そこへ数mm程度の余裕を加えた寸法を目標にすると失敗しにくくなります。
4×7から3×5へ変更するメリット
既存の4.4cm角のマスにペンライトが入らないのであれば、28マスという収納数が多くても実用性は高くありません。収納では区画数そのものより、実際に収納したい物が無理なく出し入れできることのほうが重要です。
3×5に変更すると収納可能本数は最大15本程度になりますが、1区画が広くなります。太めのグリップ、ストラップ付きのペンライト、保護カバーを付けた状態などにも対応しやすくなるのがメリットです。
例えばペンライトを10本しか所有していない場合、28区画を維持する意味はあまりありません。15区画に減らして1本ずつ余裕を持たせたほうが、取り出す際に隣のペンライトとぶつかりにくく、見た目も整理しやすくなります。
6.5cm角の収納BOXを15個並べる方法は注意が必要
3×5にする方法として、約6.5cm角の小型収納BOXや整理カップを15個並べる方法が思い浮かびます。しかし、幅方向については6.5cm×3個=19.5cmとなり、内寸19.6cmに対して残る余裕はわずか1mmです。
商品の表記寸法には多少の誤差がある場合があり、さらに収納家具側も場所によって内寸が微妙に異なることがあります。そのため、外寸6.5cmのケースを3個並べる方法はかなりシビアです。6.4cm程度のケースでも3個で19.2cmとなるため、こちらのほうが余裕があります。
奥行については6.5cm×5個=32.5cmなので、33.2cmに対して約7mmの余裕があります。したがって個別ケース方式を採用するなら、特に問題になるのは幅方向です。
おすすめは個別ケースより「切って使える仕切り板」
寸法をぴったり合わせたい場合は、既製品の小物ケースを15個探すよりも、自由にカットできる引き出し用仕切り板を使うほうが調整しやすいでしょう。「引き出し 仕切り板 フリーカット」「収納 仕切り板 高さ○cm」などのキーワードで探すと候補を見つけやすくなります。
幅方向に2枚、奥行方向に4枚の板を組み合わせれば、基本的には3×5の15区画を作れます。商品によっては一定間隔にスリットがあり、仕切り板同士を十字に組み合わせられるタイプもあります。
この方式なら、必ずしも全区画を完全な6.5cm角にする必要もありません。たとえば太いペンライトを置く列だけ7cm程度にして、細い物を収納する列を少し狭くするといった調整も可能です。
プラダンやPPシートで自作する方法も便利
ちょうどよい市販品が見つからない場合は、プラダン(プラスチック段ボール)やPPシートなどを切って仕切りを自作する方法もあります。紙製の厚紙より水分や汚れに比較的強く、軽量なのがメリットです。
例えば収納部の高さに合わせて細長い板を切り、幅方向と奥行方向の板に半分程度まで切り込みを入れます。その切り込み同士を差し込むと、格子状の仕切りを作れます。寸法を微調整できるため、特殊な内寸の家具とは特に相性のよい方法です。
ただし、カッターなどで加工する場合は手を切らないよう十分注意し、切断面が鋭い素材の場合はテープなどで保護すると安心です。またペンライトを傷付けないよう、硬すぎたり切断面が尖ったりする素材は避けるとよいでしょう。
仕切りを購入する前にペンライト本体を測る
仕切り変更で最も大切なのは、家具だけでなくペンライト側の寸法も確認することです。特にペンライトは発光部よりグリップが太かったり、球形・角形のパーツが張り出していたりする製品があります。
ノギスや定規で最も太い部分を測り、実寸より少し大きなマスを作ります。たとえば最大幅が5.8cmなら6.0cmぴったりではなく、6.3~6.5cm程度のスペースを確保すると出し入れしやすくなります。
ストラップを付けたまま収納する場合も余裕が必要です。マスの中へぎゅうぎゅうに押し込む設計より、指を入れて簡単に取り出せる程度の空間を残すほうが日常的には使いやすくなります。
3×5以外のレイアウトも検討できる
仕切りを一度すべて外すのであれば、必ずしも均等な3×5にこだわる必要はありません。ペンライトの種類が複数ある場合は、サイズ別に区画を変える「可変レイアウト」も便利です。
例えば手前側を大きめのペンライト用に3列、奥側を細いペンライトや電池、ストラップなどの小物用に4列とする方法があります。収納する物に合わせて区画を設計できることが、仕切りを交換する最大のメリットです。
今後ペンライトが増える可能性がある場合も、固定された小型BOXより、位置を変更できる仕切り板のほうが対応しやすくなります。推し活グッズは形状やサイズが統一されていないことも多いため、可変性は意外に重要です。
まとめ:ペンライトが入らないなら3×5への変更は合理的
内寸が幅19.6cm×奥行33.2cm程度なら、計算上は約6.5cm角を目安にした3×5のレイアウトを作ることができます。現在の4.4cm角のマスではペンライトが収納できないのであれば、既存の4×7にこだわらず3×5へ変更するのは合理的な選択です。
ただし、外寸6.5cmの収納BOXを幅方向へ3個並べると19.5cmになり、19.6cmの内寸に対してほとんど余裕がありません。個別BOXを購入するときは外寸を必ず確認し、可能なら6.5cmより少し小さい物を選びましょう。
ぴったりの製品が見つからない場合は、フリーカット式の仕切り板やプラダン・PPシートによる自作が有力です。家具の内寸だけでなくペンライトの最大幅も実測してから設計すれば、収納本数と取り出しやすさを両立した使いやすいペンライト収納を作れます。


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