中古住宅を購入した後、入居前にハウスクリーニングを依頼する方は多くいます。しかし、見積もりを見て「この金額は高すぎるのでは?」と感じるケースも少なくありません。
特に70坪ほどの大きな住宅では、掃除する範囲や作業内容によって費用が大きく変わります。この記事では、中古住宅の清掃費用の相場や、20万円という見積もりが妥当なのか判断するポイントについて解説します。
中古住宅のハウスクリーニング費用は広さで大きく変わる
ハウスクリーニングの料金は、一般的な賃貸住宅の退去清掃とは異なり、住宅の広さや汚れ具合、清掃内容によって決まります。
戸建て住宅の場合、延床面積が広くなるほど作業人数や時間が必要になるため、料金も高くなる傾向があります。特に70坪クラスの住宅では、一般的な30坪程度の住宅と比べて清掃範囲が倍以上になることもあります。
そのため、数万円で済む簡易的な掃除と、入居前に住宅全体をきれいにするハウスクリーニングでは費用に大きな差があります。
70坪の中古住宅で20万円は相場から見て高いのか
戸建て住宅のハウスクリーニング費用は、目安として延床面積1㎡あたり数百円から千円程度で計算されることがあります。
例えば70坪は約230㎡の広さがあります。仮に1㎡あたり800円で計算すると、230㎡×800円で約18万円になります。
このように考えると、70坪ほどの住宅全体を清掃する内容で20万円という金額は、必ずしも高すぎるとは言えません。むしろ作業範囲によっては妥当な価格になる場合があります。
料金に含まれる掃除内容を確認することが重要
同じ20万円の見積もりでも、どこまで掃除するかによって価値は大きく変わります。見積書では以下のような項目を確認すると判断しやすくなります。
| 清掃箇所 | 確認ポイント |
|---|---|
| キッチン | 換気扇やコンロ内部まで含まれるか |
| 浴室 | 水垢、カビ、鏡の汚れ除去が含まれるか |
| トイレ | 便器だけでなく床や壁も対象か |
| 窓・サッシ | 窓ガラスだけか、サッシや網戸も含むか |
| 床 | 掃除だけか、ワックス施工まで行うか |
例えば、掃除機掛けや簡単な拭き掃除だけなら20万円は高く感じる可能性があります。しかし、長年住んでいた住宅の水回りや窓、床まで徹底的に清掃する内容なら適正な価格になることがあります。
中古住宅の清掃では元の所有者の使用状況も影響する
中古住宅の場合、築年数や前の所有者の暮らし方によって清掃費用は変わります。
例えば、築浅で普段から掃除されていた住宅なら比較的短時間で作業できます。一方で、長期間使用されたキッチンの油汚れや浴室の水垢、窓周辺の汚れが蓄積している場合は、専門的な作業が必要になります。
特に70坪ほどの住宅では部屋数も多くなるため、単純に面積だけではなく、各部屋の状態も料金に影響します。
ハウスクリーニング費用を抑える方法
少しでも費用を抑えたい場合は、すべてを業者に任せるのではなく、自分でできる部分を分ける方法があります。
例えば、荷物が少ない状態で自分たちが床掃除や収納内部の拭き掃除を行い、水回りや高所作業だけを専門業者に依頼することで費用を抑えられる場合があります。
また、複数の業者から見積もりを取ることも大切です。同じ70坪の住宅でも、業者によって作業範囲や料金設定が異なるため、比較することで適正価格を判断できます。
見積もりを確認するときの注意点
ハウスクリーニングを依頼するときは、単純な金額だけではなく、作業内容とのバランスを見ることが重要です。
安い見積もりでも清掃範囲が限定されている場合があり、後から追加料金が発生することもあります。逆に高く見えても、細かな部分まで含まれている場合は結果的に満足度が高くなることがあります。
契約前には「どこまで掃除するのか」「追加料金が発生する条件はあるのか」を確認しておくと安心です。
まとめ
70坪ほどの中古住宅のハウスクリーニングで20万円という費用は、住宅全体を清掃する内容であれば特別高い金額とは言えません。
判断する際は、金額だけを見るのではなく、清掃範囲や作業内容、住宅の汚れ具合を確認することが大切です。
中古住宅は購入後すぐ快適に暮らすためにも、入居前の清掃内容をしっかり確認し、必要な部分に費用をかけることが満足度の高い住まいづくりにつながります。


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