新築時のキッチンづくりで悩みやすいポイントのひとつが、カップボード(食器棚)のサイズや上部カウンターの使い方です。特に子育て世帯では、調理家電が増えたり生活スタイルが変化したりするため、どの程度の広さが必要なのか迷う方も多くいます。
この記事では、ファミリー世帯でカップボードの上に置くことが多い家電や小物、必要なカウンター幅、共働き家庭を想定した収納計画の考え方について詳しく解説します。
カップボード上に置くことが多いキッチン家電
カップボードのカウンター部分は、毎日使う調理家電を置く場所として利用されることが多くあります。特に子供がいる家庭では、調理時間を短縮するための家電が増えやすい傾向があります。
一般的に置かれることが多いものとして、電子レンジ、トースター、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカーなどがあります。
また、共働き家庭ではホットクックなどの自動調理鍋、ミキサー、ブレンダー、食洗機対応できない小型調理器具などを置くケースもあります。将来的に購入する可能性がある家電まで考えておくことが大切です。
子育て家庭ではカップボードの広さに余裕を持つ方が安心
新築時には「今使う家電だけ置ければ十分」と考えがちですが、子供が成長すると必要なものが増えていきます。
例えば、離乳食作りではブレンダーや小型調理家電を使う家庭も多く、子供のお弁当作りが始まると調理器具や保存容器の使用頻度も増えます。
現在は夫婦2人と小さな子供だけでも、将来的に家族が増えたり共働きになったりする可能性がある場合は、カップボードの横幅や作業スペースに余裕を持たせると使いやすくなります。
カップボードの上に置く家電を事前にシミュレーションする
カップボードを決める前には、実際に置きたい家電のサイズを測って配置を考えることがおすすめです。
例えば、オーブンレンジは奥行きが大きい商品が多いため、横幅だけでなく奥行きにも注意が必要です。トースターや炊飯器も置く位置によっては、扉を開けた時に壁や棚に当たる場合があります。
具体的には、オーブンレンジ、トースター、炊飯器、ホットクック、コーヒーメーカーを置く予定なら、横一列に並べるのか、上下収納を利用するのかによって必要なサイズは大きく変わります。
共働き予定の家庭は使いやすさを優先する
将来的に仕事へ復帰する予定がある家庭では、収納量だけではなく「家事動線」も重要になります。
毎日使う家電を奥にしまってしまうと、出し入れの手間が増えて使わなくなることがあります。そのため、頻繁に使う家電はカップボード上に出しておき、使用頻度が低いものは収納スペースへ入れる方法が便利です。
例えば、ホットクックを週に何度も使う家庭なら、コンセント位置や蒸気を逃がせるスペースを確保して、出しっぱなしでも邪魔にならない設計にすると快適になります。
パントリーがある場合のカップボード計画
パントリーを設置する場合、カップボードの役割を分けて考えることができます。すべてをカップボードに収納しようとせず、食品やストック品をパントリーへ移すことで、カウンターをすっきり使えます。
例えば、飲料、レトルト食品、調味料のストックをパントリーへ収納し、カップボード上は毎日使う家電だけにすると、作業スペースを確保しやすくなります。
ただし、パントリーがあるからといってカップボードを小さくしすぎると、後から調理家電の置き場所に困ることもあります。現在だけではなく数年後の生活も考えて決めることが重要です。
カップボードのサイズ選びで後悔しないためのポイント
カップボードは一度設置すると簡単に変更できないため、少し余裕を持った計画がおすすめです。
特に子育て世帯では、家電の増加、食器の増加、学校用品の一時置き場など、キッチン周辺で使う物が増える可能性があります。
「現在必要な家電が置けるサイズ」ではなく、「将来的に便利に使えるサイズ」を基準にすると、新築後の後悔を減らせます。
まとめ|ファミリー世帯のカップボードは余裕を持った計画がおすすめ
子供がいる家庭のキッチンでは、オーブンレンジや炊飯器などの基本的な家電に加えて、自動調理家電や便利グッズが増えていくことがあります。
カップボードを選ぶ際は、現在の生活だけでなく、子供の成長や共働きになった後の家事スタイルまで考えることが大切です。
パントリーとのバランスを取りながら、毎日使う家電を無理なく置ける広さを確保すると、長く快適に使えるキッチンになります。


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