引越し時に大きな冷蔵庫を2階へ運び入れる場合、冷蔵庫本体のサイズだけではなく、玄関や廊下、階段の幅や高さを確認する必要があります。特に階段搬入では、途中で方向転換できるスペースや手すりの位置なども影響します。この記事では、幅60cm・奥行き71cm・高さ175cm程度の冷蔵庫を2階へ搬入する際に確認すべきポイントや、事前に準備しておきたいことを解説します。
冷蔵庫搬入では本体サイズと通路サイズを比較する
冷蔵庫を搬入できるか判断するときは、単純に入口の幅だけを見るのではなく、冷蔵庫を傾けたり回転させたりする余裕があるかを確認します。
一般的な搬入では、冷蔵庫本体の幅に加えて左右数cm程度の余裕が必要になることが多いです。今回のように冷蔵庫の幅が60cmで、玄関入口が70cmの場合、数字上は10cmの余裕があります。
ただし、冷蔵庫は箱型で重量もあるため、作業員が持つためのスペースや養生材の厚みも考える必要があります。
玄関70cm・廊下80cmの場合の確認ポイント
玄関の幅が70cm、廊下の幅が80cmであれば、冷蔵庫の横幅60cmだけを見ると搬入できる可能性はあります。
しかし重要なのは、玄関から廊下へ入る際に冷蔵庫を向きを変えられるかどうかです。直線的に進める場合は問題なくても、曲がり角や壁の出っ張りがある場合は必要なスペースが増えます。
例えば廊下の途中に90度の曲がり角がある場合、冷蔵庫を立てた状態で回転できる幅や奥行きが必要になります。通路幅だけでなく、曲がり角周辺の広さも測っておくことが大切です。
階段搬入で最も注意したい高さの問題
2階への搬入で特に注意が必要なのが階段部分です。階段の入口幅が75cmあっても、階段下や踊り場の高さが不足すると搬入できない場合があります。
今回の条件では、階段の一番低い部分の高さが165cmですが、冷蔵庫の高さは175cmあります。そのため、冷蔵庫を立てたまま通過することはできません。
ただし、冷蔵庫は搬入時に斜めに傾けたり横向きにしたりする場合があります。そのため、165cmという高さだけで搬入不可と決まるわけではありません。
例えば階段の下を通る際に冷蔵庫を寝かせる角度が取れるか、階段の幅や天井までの距離に余裕があるかによって結果は変わります。
階段で運べない場合は吊り上げ搬入も選択肢
階段の形状によっては、通常の階段搬入が難しい場合があります。その場合は、ベランダや窓からクレーンや人力による吊り上げ搬入を行うケースがあります。
吊り上げ搬入は追加費用が発生することがありますが、階段や廊下が狭い住宅では安全面を考えると有効な方法です。
特に大型冷蔵庫の場合、無理に階段で運ぶと壁や床を傷つけたり、冷蔵庫本体を破損したりする可能性があります。
搬入前に確認しておくべき項目
冷蔵庫の搬入を依頼する前には、以下のポイントを確認しておくと安心です。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 玄関幅 | 冷蔵庫幅+作業スペースがあるか |
| 廊下幅 | 曲がり角や障害物がないか |
| 階段幅 | 手すりを含めた実際の有効幅 |
| 階段高さ | 低い場所で冷蔵庫を傾ける余裕があるか |
| 設置場所 | 搬入後に向きを変えられるか |
また、冷蔵庫のメーカーや販売店、引越し業者によって搬入基準が異なる場合があります。購入時や引越し前に寸法を伝えて確認してもらうことがおすすめです。
まとめ|冷蔵庫の2階搬入は寸法だけでなく経路確認が重要
幅60cm、奥行き71cm、高さ175cm程度の冷蔵庫の場合、玄関幅70cmや廊下幅80cmだけを見ると搬入できそうに感じます。
一方で、階段部分は高さや曲がり方によって難易度が変わります。特に階段の低い部分が165cmの場合、高さ175cmの冷蔵庫をどの角度で通せるかが重要になります。
確実に搬入するためには、冷蔵庫本体の寸法だけで判断せず、玄関から設置場所までの搬入経路全体を確認し、必要であれば専門業者に事前確認してもらうことが安心です。


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