マンションやホテルなどでは、4号室や9号室を避けて部屋番号を設定している建物があります。一方で、階数についても4階や9階を作らない建物があるのか気になる方もいるでしょう。
この記事では、4階や9階が省略されるケースの有無や、その理由、実際の建物でどのような対応がされているのかについて詳しく解説します。
4階や9階が存在しない建物は実際にあるのか
結論から言うと、4階や9階を設けていない建物は実際に存在します。ただし、部屋番号のように一般的に多く省略されるものではなく、採用されるケースは限定的です。
特にホテルや病院、マンションなどでは、縁起を気にする利用者への配慮から4階や13階などを表示しない場合があります。4は「死」、9は「苦」を連想させるため、避けられることがあります。
例えばホテルでは「4階」を丸ごとなくし、3階の次を5階として案内するケースがあります。ただし、建物の構造上は4階部分が存在しているため、実際には階数表示だけを変更している場合も多くあります。
4階を除外する建物がある理由
4階を避ける理由として最も大きいものは、日本における「4」という数字へのイメージです。特に宿泊施設や医療施設では、利用者が不快に感じる可能性を減らすために配慮されることがあります。
例えば病院では、患者や家族の心理的な負担を考慮し、4階を「5階」と表示する場合があります。また、ホテルでも海外からの宿泊客を含め、多くの人が利用するため、番号への配慮が行われることがあります。
一方で、一般的な賃貸マンションやオフィスビルでは、4階をそのまま表示することが多く、必ず避けられているわけではありません。
9階が省略される建物はあるのか
9階についても、数字のイメージを理由に省略されるケースがあります。ただし、4階ほど一般的ではありません。
9は日本語で「苦」と読むことができるため、一部のホテルや病院などで避けられることがあります。しかし、9階を完全になくす建物は少なく、多くの場合は普通に9階として表示されています。
例えば高級ホテルや特定の利用者層を意識した施設では、9階を設けず8階の次を10階と表示する場合がありますが、これはサービス面での配慮によるものです。
海外でも階数を飛ばす建物はある
階数を省略する文化は日本だけではありません。海外でも不吉とされる数字を避けるため、階数表示を変更する建物があります。
代表的な例として、欧米では13という数字を避けるため、12階の次を14階と表示するホテルやマンションがあります。これは13階を実際に作らないというより、表示上の配慮として行われることが多いです。
このように、建物の階数表示は単なる数字ではなく、地域の文化や利用者の心理を反映して決められることがあります。
階数を省略しても建物構造は変わらない
4階や9階がない建物でも、多くの場合は建物自体の階層が減っているわけではありません。例えば10階建ての建物で4階を表示しない場合、実際には4番目の高さにあるフロアが存在しています。
つまり、階数表示の変更は利用者向けの案内上の工夫であり、建築構造やエレベーターの停止位置が特別に変わるわけではありません。
そのため、建物の設計図や管理上の階数では4階が存在していても、利用者向けの表示では5階として扱われることがあります。
まとめ
4階や9階を省略している建物は実際に存在しますが、4号室や9号室のように頻繁に行われているわけではありません。主にホテルや病院、高級マンションなどで利用者への配慮として採用されています。
また、階数を省略している場合でも、建物そのものの構造が変わっているわけではなく、表示上の変更であることが多いです。数字に対する文化的な考え方が、建物の案内表示にも影響していると言えます。


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