築65年のビルを相続し、リフォーム後に住居部分でアース付きコンセントを利用している場合、アースの安全性や確認方法は重要です。特に都心部の歴史ある建物では、建設当時のアース工事が現状でも有効か不安になることがあります。この記事では、アースの仕組み、確認方法、必要な対応について解説します。
アース工事の基本と業者の確認義務
アース付きコンセントは、漏電や感電を防ぐために設置されます。工事業者は設置時に接地線を配線しますが、現場での通電確認や抵抗測定の義務は法律で明確に義務化されているわけではありません。一般的には施工品質や契約内容により、確認の有無が異なります。
したがって、設置当時に確認が行われたかどうか不明な場合は、後から専門家によるチェックが推奨されます。
アース棒の状態と確認方法
アース棒は建設時に地中に埋設されますが、年数の経過で腐食や接触不良が生じる場合があります。都心部の敷地いっぱいの建物では、アース棒の再設置に適した場所が限られることもあります。
アースチェッカーを使用し、コンセントとアース間の抵抗値が規定値内か確認することが重要です。測定で異常がある場合は、専門の電気工事業者に調査と修理を依頼します。
都心部の建物での注意点
敷地が狭い場合、推奨されるアース間隔(約1メートル)を確保できないことがあります。基礎や建物周囲に再設置が困難な場合もあるため、地中接地ではなく建物内部の接地工事や複数接地点を用いた補助アースの設置などが検討されます。
専門業者に相談し、現地状況に応じた安全対策を計画することが安全性向上につながります。
リフォーム後の安全確認のすすめ
築古ビルのリフォーム後は、電気設備の安全確認が重要です。漏電検査や定期点検で問題がなくても、アースの接続状態は別途確認する必要があります。
アースチェッカーでの簡易測定後、接地不良が確認された場合は、業者に依頼して補修または追加接地を行いましょう。
まとめ
築65年のビルでアース付きコンセントを利用する場合、設置当時のアース工事が現状でも有効とは限りません。アースチェッカーで確認し、必要に応じて専門業者による調査・補修を行うことが安全確保のポイントです。特に都心部の建物では、敷地条件に応じた柔軟な接地方法を検討することが重要です。


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