浮階段を外構に設置する際、踏面と蹴上のサイズ選びは重要です。特に、階段の使いやすさや安全性を考慮すると、どのサイズが最適かを決めるのは簡単ではありません。この記事では、踏面44センチ、蹴上19センチの3段と、踏面44センチ、蹴上13.5センチの4段の違いについて、登りやすさを基準に解説します。
踏面と蹴上とは?
まず、踏面と蹴上について理解しておきましょう。
- 踏面:階段の踏み板の幅、つまり足が乗る部分の奥行きです。
- 蹴上:階段を登る際に足を上げる高さのことです。
踏面が広ければ足元が安定し、蹴上が低ければ足を上げる負担が少なくなるため、登りやすさに影響します。
3段(踏面44センチ、蹴上19センチ)のメリット
3段の階段にする場合、各段の蹴上が19センチとなり、これは一般的に使われるサイズに近い高さです。蹴上が19センチの場合、足を上げる負担が少し大きく感じることもありますが、段数が少ないため、登りやすさには大きな影響を与えません。さらに、踏面が44センチと広めのため、足元が安定しやすく、滑りにくくなります。
4段(踏面44センチ、蹴上13.5センチ)のメリット
4段の場合、蹴上が13.5センチと低く設定されており、足を上げる負担が少なく、登る際に楽に感じることができます。しかし、段数が増えることで、長時間の昇降時に少し疲れを感じることがあります。また、段数が増えることで全体的な高さが分散され、空間としても圧迫感が少ない場合もあります。
どちらが登りやすいか?
登りやすさは個人の体格や使い方に左右されますが、一般的には蹴上が低い方が足を上げる負担が少ないため、登りやすいと感じることが多いです。しかし、段数が増えることで階段が長くなり、段差が少ない方が、全体的にスムーズな昇降が可能です。
まとめ
踏面44センチ、蹴上19センチの3段は、安定感があり、比較的楽に登れますが、足の上げる負担はやや大きくなります。一方、4段の場合は蹴上が低いため、登る際に楽に感じますが、段数が増えるため、少し手間を感じることもあるかもしれません。どちらを選ぶかは、使用者の好みや階段の長さ、スペースの都合を考慮して選ぶことをおすすめします。
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