古い住宅のインターホンを交換しようとした際、見慣れない溝のないネジのような部品が使われていて、どう外せばよいかわからないことがあります。特に昭和時代の機種では、現在一般的なプラスネジとは異なる固定方法が採用されている場合があります。この記事では、古いインターホンの子機を取り外す際に見かける特殊な固定部品の正体や、安全に外す方法、DIY交換で注意すべきポイントについて解説します。
インターホンの溝がないネジは本当にネジなのか確認する
インターホンの取り外し時に見つかる溝のない丸い金属部品は、必ずしも通常のネジとは限りません。古い機種では、盗難防止やいたずら防止のために特殊な固定方法が使われていることがあります。
一般的なプラスネジやマイナスネジであればドライバーで回して外せますが、頭部分に工具を差し込む溝がない場合は、ネジではなく「かしめ」と呼ばれる固定部品や、特殊ネジの可能性があります。
例えば、屋外に設置されるインターホンは誰でも触れる場所にあるため、勝手に外されないように通常とは違う固定方法が採用されることがあります。築年数が古い住宅ほど、このような部品が使われているケースがあります。
古いインターホンの固定部品を外す前に確認すること
取り外し作業を始める前に、まず電源の種類を確認することが重要です。インターホンには乾電池式や電池式のものもありますが、住宅の壁に埋め込まれているタイプでは電源工事が必要な場合があります。
特に親機や子機の内部に100V電源が接続されているタイプの場合、感電する危険があります。配線が見えた場合は無理に触らず、ブレーカーを切るなど安全対策を行ってください。
また、古い配線は経年劣化している可能性があります。固定部品を無理に破壊すると、壁内部の配線や取り付け部分を傷つけてしまうことがあります。
溝のない固定部品を外す一般的な方法
溝がない部品が単なる特殊ネジの場合は、特殊ネジ用ドライバーやネジ外し工具を使用することで取り外せる場合があります。
一方で、頭が完全に丸くなっていて回す部分がない場合は、ドリルで頭部分を削り取る方法や、ペンチなどでつかめる状態に加工して外す方法があります。ただし、この方法は部品や壁を傷つける可能性があるため慎重な作業が必要です。
例えば、細いドリルで固定部品の中心に穴を開け、徐々に大きなサイズにして頭部分を取り除く方法があります。しかし、電動工具に慣れていない場合は、無理に作業するとインターホン周辺の外壁を傷つけることがあります。
女性でもできる安全な取り外し方法と注意点
力に自信がない場合でも、まずは工具で無理に壊すより、取り付け構造を確認することが大切です。インターホンによっては前面カバーを外すことで、内部の固定ネジへアクセスできる場合があります。
作業する場合は、以下のような工具を準備すると便利です。
- プラスドライバー・マイナスドライバー
- ラジオペンチやペンチ
- ネジ外し用ビット
- 小型電動ドリル
- 保護メガネ
ただし、固定部品を削る作業は金属片が飛ぶ可能性があります。安全のため保護メガネを着用し、周囲を傷つけないように養生してから作業してください。
インターホン交換はDIYできる場合と業者に依頼すべき場合
現在販売されている多くの家庭用インターホンは、既存配線を利用できるタイプであれば比較的簡単に交換できるものもあります。しかし、電源直結式のインターホン交換には電気工事士の資格が必要になる場合があります。
例えば、コンセントから電源を取るタイプのインターホンであればDIY交換できる可能性がありますが、壁内の100V配線を直接接続するタイプは資格を持った業者へ依頼する必要があります。
また、築30年以上の住宅では配線や取り付け金具自体が劣化していることもあります。無理に外して修理範囲を広げるより、交換費用と安全性を考えて業者へ相談する方が結果的に安心な場合もあります。
古いインターホンを交換するときの失敗を防ぐポイント
新しいインターホンを購入する前に、現在使用している機種の型番や配線状態を確認しておくことが大切です。同じメーカーでも、古い機種と新しい機種では取り付け方法や必要な部品が異なる場合があります。
また、取り外し前にスマートフォンで配線や固定状態を撮影しておくと、元に戻す必要がある場合や新しい機種を取り付ける際の参考になります。
特に初めて交換する場合は、固定部品を壊す前に「本当に外す必要がある部品なのか」を確認することが失敗を防ぐポイントです。
まとめ
古いインターホンで見つかる溝のないネジのような部品は、特殊ネジやかしめ固定など通常とは異なる方法で取り付けられている可能性があります。
無理に壊して外すこともできますが、壁や配線を傷つけるリスクがあるため、まずは固定方法を確認し、必要に応じて専用工具を使用することが大切です。
特に電源配線が関係するインターホン交換は安全面への注意が必要です。DIYで対応できる範囲を見極め、難しい場合は専門業者へ相談することで、安全に新しいインターホンへ交換できます。


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