新築のお風呂がショールームと違う?コーキング色や施工後の見た目が変わる理由と確認ポイント

新築一戸建て

新築住宅のお風呂(ユニットバス)が完成した後、「ショールームで見たものと少し違う」と感じるケースがあります。壁パネルのつなぎ目や床との境目に使われるコーキングの色などは、小さな部分に見えても浴室全体の印象を大きく左右します。

ユニットバスはカタログやショールームで展示されている状態をそのまま施工するとは限らず、メーカー仕様や施工方法、選択したオプションによって細部が変わることがあります。この記事では、お風呂の色やコーキング部分がイメージと違った場合に確認すべきポイントや、施工会社へ相談する方法について解説します。

ショールームのお風呂と実際の施工後で違いが出る理由

ショールームでは、完成した状態を分かりやすく見せるために、見栄えを重視した展示になっていることがあります。そのため、展示品と実際の住宅へ施工された商品で細かな部分が異なる場合があります。

特に浴室では、壁パネルのつなぎ目、床との取り合い部分、ドア周辺、換気扇周辺など、施工時に防水処理が必要な部分があります。これらは単純にデザインだけで決まるのではなく、防水性や施工性を考慮して仕様が決められています。

例えばグレーの壁を選んだ場合でも、壁パネル自体の色と目地やコーキング材の色は別部材として扱われるため、必ずしも同じ色になるとは限りません。

浴室のコーキング色はどのように決まるのか

壁パネル同士の間に入るコーキングは、浴室内部への水の侵入を防ぐ重要な役割があります。見た目にも影響しますが、基本的には防水性能を確保することが優先されます。

メーカーによっては壁色に合わせた目地色を用意している場合もありますが、すべての商品で複数色から選べるわけではありません。また、ショールーム展示では特別仕様や見栄えを重視した施工になっていることもあります。

例えばグレーの壁に白いコーキングが入っている場合、施工ミスとは限らず、標準仕様として白系の目地材が設定されている可能性があります。逆に、契約時の仕様書やカラー選択表にグレー目地が指定されていた場合は確認が必要です。

床と壁の境目が黒や濃い色になる原因

浴室の床と壁の境目にある部分は、壁パネルと床材の接合部を処理するための部材やシーリングが使われています。この部分は水が入り込まないようにする役割があり、壁や床とは別の色になることがあります。

ショールームでは床と壁の色の組み合わせがきれいに見えるよう展示されていますが、実際の施工では標準部材の色やメーカー指定の施工方法によって見え方が変わる場合があります。

例えば白い床とグレーの壁の組み合わせでは、境目を濃い色にすることで汚れが目立ちにくい仕様になっている場合もあります。黒っぽく見えるからといって、必ずしも不具合や施工間違いとは判断できません。

契約時の仕様書やカラー選択表を確認することが重要

完成後にイメージとの違いを感じた場合は、まず契約時にもらった書類を確認しましょう。見るべき資料は、見積書だけではなく、住宅設備の仕様書、カラー選択表、メーカーの確認書などです。

見積書には商品番号や型番だけが記載されていて、細かな目地色やシーリング色まで書かれていないこともあります。その場合は、施工会社や住宅メーカーへ「この部分の色は標準仕様なのか」「ショールームと違う理由は何か」を確認するとよいでしょう。

例えば「壁パネルの色は契約通りだが、目地色については指定していなかった」という場合は、メーカー標準仕様で施工されている可能性があります。一方で、打ち合わせ時に目地色まで確認していた場合は、施工内容を確認してもらう必要があります。

施工会社へ相談するときに伝えるポイント

施工会社へ相談する際は、単純に「色が違う」と伝えるより、具体的な違いを整理して伝えることが大切です。写真を撮影し、ショールームで見た状態やカタログ写真と比較できるようにすると話が進みやすくなります。

確認するときは、以下のような点を質問するとよいでしょう。

  • このコーキング色はメーカー標準仕様なのか
  • 契約時に選択したカラーと施工内容が一致しているか
  • ショールーム展示と仕様が異なる理由は何か
  • 変更や修正が可能な部分なのか

防水に関わる部分は簡単に交換できない場合もありますが、施工内容の確認自体は依頼できます。気になる部分を放置せず、引き渡し前の段階で相談することが大切です。

引き渡し前に浴室で確認しておきたいポイント

新築住宅では、設備の完成後から引き渡しまでの間に施主確認を行うことが一般的です。浴室については、色だけでなく施工状態も確認しましょう。

具体的には、以下のような部分をチェックします。

確認項目 チェック内容
壁パネル 傷や汚れ、色の指定違いがないか
目地・コーキング 隙間や施工不良がないか
傷や浮きがないか
浴槽・カウンター 選択した色と一致しているか
ドア周辺 開閉や水漏れ対策部分を確認

細かな色の違いは、生活を始めると気にならなくなることもあります。しかし、毎日使う浴室だからこそ、納得できない部分は引き渡し前に確認しておくことが後悔を減らします。

ショールーム確認時に注意したいこと

住宅設備のショールームを見る際は、展示されているものが「標準仕様なのか」「オプションを含んでいるのか」を確認することが重要です。

例えば、展示品では壁色に合わせた目地や特別な部材が使われていても、標準プランでは別の色になる場合があります。気になる部分があれば、写真を撮るだけでなく担当者へ「この部分も同じ仕様になりますか」と確認しておくと安心です。

特に浴室のように部材が多い場所では、壁・床・浴槽・目地・金具など、それぞれ別々に色や仕様が決まっていることを理解しておくことが大切です。

まとめ:お風呂の細かな色違いは仕様確認が大切

新築のお風呂でショールームと施工後の見た目が違う場合、すぐに施工ミスと判断するのではなく、まず契約仕様やメーカー標準仕様を確認することが重要です。

コーキングや壁と床の境目の色は、防水性能や施工方法によって決まる部分もあり、展示品と完全に同じにならない場合があります。ただし、事前に指定していた内容と違う場合は確認や対応を依頼できます。

新築住宅は細かな部分までこだわって選ぶからこそ、少しの違いでも気になるものです。気になる箇所は写真や資料を用意して施工会社へ相談し、納得した状態で引き渡しを受けるようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました