オーダーメイド枕を購入し、高さを再調整しても頭痛や首の痛み、肩こりが続く場合、「高価な枕なのだから、そのうち慣れるはず」と無理に使い続ける必要はありません。枕は価格が高ければすべての人の症状を改善できるものではなく、体格、寝姿勢、敷き寝具の沈み込み方、枕の高さや硬さなどによって相性が変わります。
じぶんまくらの場合、メーカー自身も店舗で作って完成ではなく、自宅のベッドで使用しながら睡眠環境に合うよう調整していく商品として案内しています。レギュラー・プレミアム・頂などは製品寿命を迎えるまで高さ調整や中材交換などのメンテナンスを何度でも無料で受けられます。[参照:じぶんまくら公式「よくある質問」]
ただし、枕を使うたびに頭痛・首痛・肩こりが悪化し、市販の別の枕では軽くなるのであれば、「我慢して慣らす」より、いったん使用を中止して原因を切り分けることが大切です。また、頭痛や首の痛みには寝具以外の原因もあるため、強い症状や長引く症状を枕だけの問題と決めつけないことも重要です。
- じぶんまくらは一度作ったら完成という商品ではない
- 再調整しても首が痛いなら「高すぎる・低すぎる」を疑う
- 「頭痛」「首の痛み」「肩こり」を具体的に記録してから再調整する
- 具体例:朝だけ首の後ろが痛い場合
- マットレスとの相性が関係するのは本当
- ただし「合わないならマットレスを買うしかない」とは限らない
- 別の店舗で再調整してもらう方法もある
- 再調整では実際の寝姿勢をしっかり見てもらう
- 中材の「高さ」だけでなく「硬さ」が合わない可能性もある
- 購入後すぐなら10~14日程度の「なじみ」も考慮する
- 3万円の枕なら頭痛や肩こりが必ず改善するわけではない
- 市販の枕のほうが楽なら、それも重要な情報
- 「肩こりがある=枕が原因」と決めつけないことも大切
- 強い頭痛や神経症状がある場合は枕の調整より受診を優先する
- 返品できる?じぶんまくらの公式ルールも確認しておく
- 店舗で話が進まない場合は公式問い合わせ窓口も利用できる
- 次回のメンテナンスで伝える内容を整理しておこう
- 具体例:マットレスを勧められたときの確認方法
- 具体例:市販枕で症状が軽くなる場合
- 具体例:2回調整しても同じ担当者では改善しない場合
- 枕を調整するためだけに新しいマットレスを急いで買う必要はない
- 当面は痛みの少ない枕を使っても問題ない
- おすすめの対処手順
- まとめ:再調整しても痛いなら我慢せず、別スタッフでの調整と医療面の確認を
じぶんまくらは一度作ったら完成という商品ではない
じぶんまくらの特徴を理解するうえで重要なのが、購入後のメンテナンスを前提としている点です。公式サイトでは、自宅のベッドで寝たうえで睡眠環境に合った枕へ少しずつ調整していく考え方が説明されています。[参照:じぶんまくら公式「オーダーメイド枕 じぶんまくら」]
公式FAQによると、メンテナンスではスタッフが枕の状態や寝心地を確認し、「中材交換」と「高さ調整」を行います。また、じぶんまくらの対象モデルでは、この中材交換・高さ調整を何度でも無料で受けられると案内されています。[参照:じぶんまくら公式FAQ]
したがって、2回調整したのに合わなかったからといって、それだけで「もう調整できない」ということではありません。一方で、何度も同じような調整を繰り返して症状が変わらないなら、単純に高さを数mm変えるだけではなく、寝姿勢や敷き寝具を含めて調整方法そのものを見直したほうがよいでしょう。
再調整しても首が痛いなら「高すぎる・低すぎる」を疑う
枕が合わないと感じるときに最初に確認したいのが高さです。例えば仰向けで枕が高すぎると、頭が前方へ押し出されるような姿勢になりやすくなります。反対に低すぎても、首周辺が十分に支えられず違和感が出ることがあります。
横向き寝では肩幅があるため、一般的に仰向けより頭とマットレスの間に大きな距離ができます。そのため中央部分は快適なのに、横向きになった途端に頭が下がる、あるいは反対に横部分が高すぎて首が傾くといったこともあります。
オーダーメイド枕では「全体を高くする」「全体を低くする」だけでなく、仰向けで使う中央部分と、横向きで使う左右部分を分けて考えることがポイントです。じぶんまくらは複数のポケットによって高さを細かく調整できる構造なので、次回のメンテナンスでは「高い気がする」とだけ伝えるより、どの寝姿勢・どの場所で痛くなるかまで具体的に伝えたほうが調整しやすくなります。
「頭痛」「首の痛み」「肩こり」を具体的に記録してから再調整する
店舗で数分横になったときの感覚と、自宅で6~8時間眠ったあとの感覚は同じとは限りません。そのため再調整の際には、自宅でどのような問題が起きたのかを具体的に伝えることが重要です。
例えば「合いません」だけではなく、「仰向けでは後頭部が押される感じがする」「横向きになると首が下へ傾く感じがする」「朝起きた瞬間から首の右側が痛い」「使い始めて2時間程度で後頭部が痛くなる」「別の市販枕では翌朝の痛みが少ない」といった情報を記録しておきます。
特に痛む場所、寝始めと起床時の違い、仰向け・右向き・左向きのどこで悪化するか、別の枕へ変えるとどうなるかは有用な情報です。感覚をできるだけ具体化すると、単純な高さだけではなく左右差や中材の硬さまで相談しやすくなります。
具体例:朝だけ首の後ろが痛い場合
例えば寝る前には痛みがないのに、じぶんまくらで一晩眠った翌朝だけ首の後ろが強く痛み、市販の枕に戻すと軽くなるとします。この場合、少なくとも現在の調整状態と睡眠時の姿勢が合っているかを再確認する理由があります。
次回のメンテナンスでは「肩こりがあります」だけではなく、「仰向けで一晩寝ると首の後ろが痛くなる」「市販枕へ戻した日は軽い」という比較結果まで伝えます。
可能であれば、普段使っているマットレスの商品名・硬さ・使用年数も伝えましょう。後述するように、同じ枕でも敷き寝具が変わると必要な高さが変化するためです。
マットレスとの相性が関係するのは本当
枕とマットレスの相性という説明自体には合理性があります。なぜなら、枕の高さは「枕単体の高さ」ではなく、寝たときに肩や背中が敷き寝具へどれくらい沈むかとの相対関係で決まるからです。
例えば柔らかいマットレスで肩や背中が深く沈めば、頭とマットレスの高低差は小さくなります。反対に硬い敷布団やマットレスで肩がほとんど沈まなければ、同じ人・同じ枕でも首周辺の角度は変わります。
じぶんまくら公式FAQでも、半年程度の点検時には寝姿勢だけでなく「体型の変化や敷き寝具の経年劣化などの確認・聞き取り」を行い、必要なら再測定すると案内しています。したがって敷き寝具を確認すること自体は不自然ではありません。[参照:じぶんまくら公式FAQ「メンテナンス」]
ただし「合わないならマットレスを買うしかない」とは限らない
マットレスが枕のフィット感へ影響することと、新しいマットレスを購入しなければ解決できないことは別問題です。現在使っている敷き寝具に大きな問題がなく、市販の枕では比較的快適に眠れているのであれば、まず現在の寝床環境にじぶんまくらを合わせられないか相談するのが自然です。
じぶんまくら公式も「自宅のベッドで寝ていただき、あなたの睡眠環境に合ったまくらに少しずつ調整」と説明しています。つまり、本来は実際に使っている寝具環境を考慮して枕を調整していく考え方です。[参照:じぶんまくら公式]
マットレスの買い替えを提案された場合も、その場で購入を決める必要はありません。「なぜ現在のマットレスでは枕を合わせられないのか」「どのような沈み込みが問題なのか」「枕側の調整だけでは改善できない理由は何か」を具体的に確認してから判断するとよいでしょう。
別の店舗で再調整してもらう方法もある
同じ店舗で何度か調整しても改善しない場合、担当者を変えたり、別店舗で相談したりする方法があります。じぶんまくら公式FAQでは、購入した店舗以外でもメンテナンス可能と案内されており、全国の対象店舗で予約してメンテナンスを受けられます。なお最上級モデルの「頂」は取扱店舗に限られます。[参照:じぶんまくら公式FAQ「購入した店舗以外でもメンテナンスできますか?」]
枕の調整には計測値だけでなく、使用者の感覚を聞き取って調整する要素もあります。公式の製作工程でも「お客さまの感覚を優先に考えながらも、調整を繰り返しながら、理想的な寝姿勢に近づける」と説明されています。[参照:じぶんまくら公式「オーダーメイド寝具ができるまで」]
同じ店舗で2回調整して同じ問題が続いているなら、別のスタッフに「これまで2回調整したが、この症状が残っている」と最初から説明して見てもらうことには意味があります。違う視点から高さや中材の状態を確認してもらえる可能性があります。
再調整では実際の寝姿勢をしっかり見てもらう
次のメンテナンスでは、単に機械で身体を測定して中材を増減するだけではなく、実際に横になった状態を確認してもらいましょう。
仰向けでは、頭だけが極端に持ち上がっていないか、首に強い圧迫感がないかを確認します。横向きでは、頭が肩側へ落ち込んだり、反対方向へ持ち上げられたりしていないかを見てもらいます。
普段横向き寝が多いのに店舗では仰向けだけ確認して終わった、という場合には、いつもの寝姿勢を再現して調整してもらうことが重要です。右向きと左向きで感覚が違う場合も両方伝えます。
中材の「高さ」だけでなく「硬さ」が合わない可能性もある
同じ高さでも、中材の種類や量によって頭を置いたときの感覚は変わります。硬く感じる枕では後頭部への圧迫感が気になる人もいれば、柔らかすぎる枕では頭が沈み込んで安定しないと感じる人もいます。
じぶんまくら公式FAQでは、メンテナンス内容として高さ調整だけでなく中材交換も挙げられています。そのため「高さは悪くない気がするが、後頭部が硬くて痛い」「首の部分に強く当たる」といった感覚もスタッフへ伝える価値があります。[参照:じぶんまくら公式FAQ]
単に「もう少し低くしてください」を繰り返すのではなく、どこに圧迫感があるかまで伝えることで、中材を含めた調整を検討してもらいやすくなります。
購入後すぐなら10~14日程度の「なじみ」も考慮する
じぶんまくら公式では、使用開始から約10~14日程度で中材などがなじんでいくと案内しています。また初回点検の目安は約10日後で、つぶ綿のなじみ感やフィット性を確認するとしています。[参照:じぶんまくら公式「メンテナンス・お手入れ方法」]
そのため「初日の感触が少し違う」程度なら、短期間様子を見る考え方もあります。しかし、これは強い頭痛や首痛を我慢して10日以上使うという意味ではありません。
使うほど痛みが強くなる場合や、明らかに別の枕のほうが楽な場合は、無理に使用期間を延ばさず、いったん使用をやめて再調整や医療相談を検討してください。
3万円の枕なら頭痛や肩こりが必ず改善するわけではない
現在のじぶんまくら・レギュラーは2026年3月30日の価格改定後、33,000円(税込)と公式サイトで案内されています。価格には枕本体だけでなく、身体の計測や調整、購入後の継続的なメンテナンスというサービスも含めて考える必要があります。[参照:じぶんまくら公式FAQ]
しかし、33,000円という価格が「首の痛みや肩こりを必ず治せる」という意味ではありません。枕は寝姿勢を支える寝具であって、頭痛・頸部痛・肩こりに対する医療行為ではありません。
したがって「3万円したから痛くても使わないともったいない」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。現在の調整状態が身体に合わないのであれば、価格に関係なく使用方法を見直すことが優先です。
市販の枕のほうが楽なら、それも重要な情報
オーダーメイド枕より数千円の市販枕のほうが快適に感じることはあり得ます。寝具の相性は価格順には決まりません。
むしろ「じぶんまくらでは朝に首が痛いが、市販枕では痛みが軽い」という比較結果は、再調整するときに非常に役立ちます。市販枕の高さや形状、硬さが現在の身体・マットレスとの組み合わせに合っている可能性があるからです。
可能であれば、市販枕の中央部・左右の高さや硬さをじぶんまくらの担当者へ伝え、「この枕では比較的楽なのに、じぶんまくらではここが痛くなる」と比較してもらう方法もあります。
「肩こりがある=枕が原因」と決めつけないことも大切
肩こりや首の痛みは、寝具だけでなく日中の姿勢、デスクワーク、スマートフォンの使用、運動習慣などさまざまな要因が関係する可能性があります。頭痛についても原因は一つではありません。
枕を替えた時期と症状が始まった時期が一致していれば枕との関連を疑う材料にはなりますが、それだけで医学的な原因を確定することはできません。
特に枕を使わない時間帯にも頭痛や首痛が続く、日に日に悪化する、何週間も改善しないといった場合は、寝具店での調整だけで解決しようとせず医療機関へ相談することをおすすめします。
強い頭痛や神経症状がある場合は枕の調整より受診を優先する
頭痛には緊急性の高い病気が隠れている場合があります。厚生労働省は、成人で「突然の激しい頭痛」「支えなしで立てないほど急にふらつく」などの症状がある場合、救急車を呼ぶべき症状として案内しています。[参照:厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」]
また、顔半分が動かしにくい・しびれる、ろれつが回らない、突然片方の腕や足に力が入らない、突然物が二重に見えるなどの症状も緊急性があります。このような場合は「枕が合わなかったのだろう」と様子を見ないでください。
そこまで急激な症状でなくても、頭痛や首の痛みが長く続いて生活へ支障が出ている場合には医療機関へ相談し、寝具とは別の原因がないか確認することが大切です。
返品できる?じぶんまくらの公式ルールも確認しておく
「何度調整しても合わないなら返品したい」と考えることもあるでしょう。しかし、じぶんまくら公式サイトでは、衛生寝具・オーダーメイド寝具という商品の性質から購入後の返品は不可と案内されています。また、購入後にレギュラーからプレミアムへ変更するといった種類変更もできない旨が記載されています。[参照:じぶんまくら公式][参照:じぶんまくら公式「オーダーメイド寝具ができるまで」]
したがって、通常は「合わないから返品」というより、無料メンテナンスを利用して合わせていくことがメーカーの基本的な対応になります。
ただし、購入時に受けた説明や契約上の問題、商品そのものの不具合など個別事情がある場合は話が別です。店舗で解決できない具体的な問題があるなら、公式問い合わせ窓口へ事実関係を整理して相談する方法があります。
店舗で話が進まない場合は公式問い合わせ窓口も利用できる
じぶんまくら公式サイトには「ご意見・ご要望・各種お問い合わせ」のフォームが設置されています。公式案内では問い合わせ内容について7営業日以内を目安に順次回答するとしています。なお、メンテナンス予約そのものは問い合わせフォームでは受け付けておらず、アプリまたは店舗への連絡が必要です。[参照:じぶんまくら公式「お問い合わせ」]
例えば「購入後に2回調整した」「毎回、頭痛・首痛・肩こりが出る」「市販枕へ戻すと楽になる」「店舗ではマットレス購入を勧められるが、まず枕を現在の寝具へ合わせたい」といった経緯を時系列で書くと状況が伝わりやすくなります。
感情的な表現だけでなく、購入日、店舗名、商品タイプ、メンテナンス回数、症状、店舗で提案された内容を整理して問い合わせるのがおすすめです。
次回のメンテナンスで伝える内容を整理しておこう
再調整を受けるなら、同じやり取りを繰り返さないために次の内容をメモして持っていくと便利です。
- 頭痛が出る場所とタイミング
- 首の前・後ろ・左右のどこが痛いか
- 肩こりが左右どちらに強いか
- 仰向けと横向きのどちらで違和感が強いか
- 普段もっとも長く寝ている姿勢
- 現在使用しているマットレスや敷布団の種類
- マットレスの使用年数
- 市販枕では症状がどう変化するか
- 過去2回の調整でどこを変更したか
- 後頭部や首に圧迫感があるか
特に「2回調整しました」だけではなく、「1回目に中央を低くしたが変化なし」「2回目に左右を調整したが横向きで首が痛い」など、変更内容と結果をセットで伝えられると次の調整につながります。
具体例:マットレスを勧められたときの確認方法
店舗からマットレスを提案された場合には、まず「現在のマットレスのどの部分が枕との不一致を起こしているのか」を説明してもらいましょう。
例えば「肩がほとんど沈まないため横向き時の高さが不足する」という説明なら、現在のマットレス上で横向き用部分を高くする調整では対応できないのか確認できます。反対に「マットレスが劣化して腰や肩が極端に沈んでいる」のであれば、敷き寝具側を見直す意味が出てくる可能性があります。
重要なのは、枕が合わない→マットレスを買うと短絡的に考えるのではなく、身体と寝具がどのような位置関係になっているため問題が起きているのかを説明してもらうことです。
具体例:市販枕で症状が軽くなる場合
例えばじぶんまくらを使った日は朝から首の後ろと肩が痛む一方、高さ8cm程度の市販枕では比較的楽だったとします。
この場合、市販枕を捨てずに比較材料として残しておきます。じぶんまくらの再調整時に「この枕だと楽です」と伝え、可能であれば高さ・沈み込み・硬さの違いをスタッフと比較します。
オーダーメイドだから既製品より必ず快適でなければならない、と考える必要はありません。身体にとって快適な条件を見つけ、その条件へ近づけるための情報として既製品を活用すればよいのです。
具体例:2回調整しても同じ担当者では改善しない場合
同じスタッフに2回調整してもらって同じ問題が続いているなら、3回目は別のスタッフまたは別店舗へ相談する方法があります。
公式FAQでは購入店舗以外でもメンテナンス可能とされています。予約時に「すでに2回調整しているが頭痛と首痛が改善しないため、別の視点で寝姿勢を確認してほしい」と伝えておけば事情も理解してもらいやすくなります。[参照:じぶんまくら公式FAQ]
同じ商品でも調整の仕方や症状の聞き取り方によって結果が変わる可能性があるため、無料メンテナンス制度を利用して別の担当者へ相談する価値はあります。
枕を調整するためだけに新しいマットレスを急いで買う必要はない
現在のマットレスが明らかにへたっている、身体が大きく沈み込む、朝起きると腰まで痛いなど別の問題があるなら、マットレスの買い替えを検討する意味はあります。
しかし「じぶんまくらを使えるようにするため」という理由だけで高額なマットレスを急いで追加購入する必要があるとは限りません。現在の市販枕とマットレスの組み合わせでは快適なのであれば、その事実も含めて判断しましょう。
マットレスを購入する場合でも、数分寝ただけで決めず、返品・交換条件、保証、硬さ、身体の沈み込み方などを確認し、枕とは別の商品として納得できるかを考えることが大切です。
当面は痛みの少ない枕を使っても問題ない
せっかくオーダーメイド枕を購入したのだから使わなければもったいないと感じるかもしれません。しかし使用すると明らかに痛みが強くなるのであれば、次の調整まで市販枕へ戻すという判断は不自然ではありません。
むしろ、じぶんまくらを使った日と市販枕を使った日で症状を記録すると比較材料になります。「市販枕なら問題ない」「どちらでも同じように痛い」という違いによって、枕との関連を考えるヒントになります。
ただし痛みが強い場合には自分で何種類もの枕を長期間試し続けるのではなく、医療機関への相談も検討してください。
おすすめの対処手順
再調整後も頭痛・首痛・肩こりが続く場合は、次の順番で対応すると整理しやすくなります。
- 使用すると痛みが強くなる場合はいったん使用を中止する
- 市販枕へ戻した場合の症状を比較する
- 痛む場所・寝姿勢・起床時の状態を数日記録する
- 現在のマットレスの商品・硬さ・使用年数を確認する
- 無料メンテナンスを予約する
- 過去2回の調整内容と症状を具体的に伝える
- 仰向け・右向き・左向きのすべてを確認してもらう
- 高さだけでなく中材の硬さや当たり方も相談する
- 改善しなければ別スタッフ・別店舗で再確認する
- 店舗対応について困る場合は公式問い合わせ窓口へ相談する
- 症状が強い・長引く場合は医療機関へ相談する
この方法なら、単純に「高い枕なのにダメだった」と諦めるのではなく、無料メンテナンスという商品の仕組みを利用しつつ、寝具以外の原因も見落としにくくなります。
まとめ:再調整しても痛いなら我慢せず、別スタッフでの調整と医療面の確認を
じぶんまくらを2回程度再調整しても頭痛、首の痛み、肩こりが強い場合、「3万円以上したのだから我慢して使う」「そのうち身体が慣れる」と無理をする必要はありません。公式には使用開始から10~14日程度で中材がなじむとされていますが、強い痛みを我慢することを意味するものではありません。[参照:じぶんまくら公式]
じぶんまくらのレギュラー・プレミアム・頂などでは、製品寿命を迎えるまで高さ調整や中材交換のメンテナンスを何度でも無料で受けられます。また、原則として購入店以外の対象店舗でもメンテナンス可能です。[参照:じぶんまくら公式FAQ]
そのため次の一手としては、現在の市販枕での状態と比較し、痛む場所・寝姿勢・マットレスの種類を記録したうえで、これまでとは別のスタッフまたは別店舗で、仰向けと横向きの両方を確認しながら再調整してもらう方法が考えられます。高さだけでなく中材の硬さや後頭部・首への当たり方まで伝えることがポイントです。
マットレスが枕の高さへ影響するという説明自体は間違いではありません。しかし、それだけで新しいマットレスを購入しなければならないとは限りません。現在のマットレスと市販枕では比較的楽なのであれば、「現在の寝床環境に枕側を合わせられないか」をまず相談してよいでしょう。
なお、じぶんまくら公式ではオーダーメイド・衛生寝具という性質から購入後の返品は原則不可と案内されています。店舗での対応に納得できない場合には公式問い合わせフォームから相談できます。[参照:じぶんまくら公式「お問い合わせ」]
そして最も重要なのは、頭痛や首の痛みをすべて枕のせいと決めつけないことです。症状が長引く、枕を外しても強く痛む、悪化している場合には医療機関へ相談してください。突然の激しい頭痛、急な強いふらつき、顔や手足のしびれ・麻痺、ろれつが回らないといった症状がある場合には、厚生労働省が案内しているとおり緊急の対応が必要になることがあります。[参照:厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」]
高価なオーダーメイド枕でも、合うかどうかは価格では決まりません。痛みを我慢することより、無料メンテナンスを活用して調整条件を変え、それでも合わなければ無理に使わず、身体の状態を優先することが大切です。


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