3点ユニットバスでは、浴槽・洗面台・トイレが同じ空間に配置されており、シャワーカーテンで浴槽側とトイレ側を仕切って使うことがあります。そのため「この2つのスペースには正式な名称があるのか」と疑問に感じる人もいます。
実際には、シャワーカーテンで区切られた部分には建築用語として明確に決められた固有名称があるわけではありません。ただし、不動産業界や住宅設備の分野では、状況に応じていくつかの呼び方が使われています。
3点ユニットバスとはどのような設備なのか
3点ユニットバスとは、浴槽、洗面台、トイレの3つの設備が一つの浴室空間にまとめられたタイプのことです。ホテルや一人暮らし向けの賃貸住宅などで多く採用されています。
一般的な3点ユニットバスでは、浴槽のある場所がシャワーを浴びるスペースになり、その反対側や横側にトイレと洗面台が配置されています。限られた面積でも水回り設備をまとめられることが大きな特徴です。
例えばワンルームマンションでは、居室スペースを広く確保するために3点ユニットバスが採用されることがあります。
シャワーカーテンで区切られた浴槽側の名称
シャワーカーテンで仕切った場合、浴槽側のスペースは一般的に「浴室側」「浴槽側」「シャワースペース」などと呼ばれます。
住宅設備の説明や不動産の募集資料では、「浴室」という言葉でまとめて表現されることが多く、「シャワーブース」や「洗い場」と表現される場合もあります。
ただし、日本の一般的な3点ユニットバスでは、独立した洗い場がないタイプも多いため、厳密には「シャワースペース」という表現のほうが状況に合う場合があります。
トイレ側のスペースには正式名称があるのか
シャワーカーテンの反対側にあるトイレ部分についても、特別な専用名称が決められているわけではありません。通常は「トイレ部分」「便器スペース」「便所スペース」などと表現されます。
不動産業界では、3点ユニットバス全体を「バス・トイレ一体型」「3点式ユニットバス」などと表現するため、内部の区切られた場所だけを別名称で呼ぶ機会は多くありません。
例えば、清掃業者や設備業者との会話では「浴槽側」「トイレ側」と伝えるだけで十分に意味が通じます。
なぜシャワーカーテンで仕切るのか
3点ユニットバスでシャワーカーテンを使用する主な理由は、トイレ側への水はねを防ぐためです。浴槽内でシャワーを使用する際にカーテンを閉めることで、床や便器周辺が濡れるのを防ぎます。
また、入浴後の清掃の手間を減らす目的もあります。水が広範囲に飛び散ると、トイレットペーパーが湿ったり、床の掃除が増えたりするため、シャワーカーテンは重要な役割を持っています。
ただし、シャワーカーテンは完全な防水壁ではないため、使い方によっては床に水が流れることがあります。カーテンの裾を浴槽の内側に入れて使うことが基本です。
ユニットバスでよく使われる関連用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 3点ユニットバス | 浴槽・洗面台・トイレが一体になった設備 |
| 浴室 | 浴槽やシャワーがある水回り空間全体 |
| シャワースペース | シャワーを使用する場所 |
| 便器スペース | トイレが設置されている部分 |
| バス・トイレ一体型 | 浴室とトイレが同じ空間にある形式 |
このように、シャワーカーテンで区切られた部分には正式な固有名詞があるというより、用途や設備を表す言葉で説明されることが一般的です。
海外のユニットバスとの呼び方の違い
海外では、浴槽とトイレが同じ空間にあるものを「bathroom」と呼ぶことが多く、日本のように「浴室」と「トイレ」を分けて考えない場合があります。
一方、日本では住宅文化として浴室とトイレを分離する間取りが多いため、3点ユニットバスのような一体型設備では区別するために「バス・トイレ一体型」などの表現が使われます。
そのため、日本語で説明するときは「浴槽側」「トイレ側」という表現が最も分かりやすく、設備業者や不動産会社でも通じやすい言い方です。
まとめ|3点ユニットバスの区切られた場所に正式名称はない
3点ユニットバスでシャワーカーテンによって分けられた2つのスペースには、法律や建築基準で定められた特別な名称はありません。
一般的には、浴槽側を「浴室側」「シャワースペース」、トイレ側を「トイレ側」「便器スペース」などと呼びます。状況によって呼び方は変わりますが、設備や不動産関係者との会話では十分通じる表現です。
そのため、場所を説明するときは「シャワーカーテンの内側」「浴槽側」「トイレ側」といった具体的な言い方をするのが最も分かりやすいでしょう。


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