BARカウンターの上に棚を追加すると、グラスやボトルを収納できるだけでなく、お店らしい雰囲気を演出することもできます。特にカウンターの客席側から見えない天井棚は、限られたスペースを有効活用できる便利な収納方法です。
しかし、天井付近に棚を取り付けるDIYでは、見た目だけでなく落下防止や下地の確認が重要になります。この記事では、BARカウンター上にグラスホルダー付きの棚をDIYする際の設計方法や必要な道具、失敗しやすいポイントについて詳しく解説します。
BARカウンター上に天井棚を作る前に考えるポイント
まず重要なのは、棚を取り付ける位置と高さを決めることです。客席側から棚が見えないようにしたい場合は、カウンター内側から見た使いやすさを優先しながら、棚板の奥行きを調整します。
例えば、グラスを収納する棚の場合、手を伸ばしたときに無理なく届く高さに設定する必要があります。高すぎる位置に設置すると、脚立が必要になり日常的な使用には不便になります。
また、グラスホルダーを棚の底面に取り付ける場合は、グラスを掛けた状態の重量も考慮しましょう。棚板だけでなく、固定部分にも十分な強度が必要です。
DIYで必要になる材料と道具
BARカウンター用の天井棚を作る場合、基本的には以下のような材料を用意します。
- 棚板用の木材(集成材や無垢材など)
- 棚を支える金具やブラケット
- 木材固定用のビス
- 電動ドライバー
- 下地確認用の工具
- グラスホルダー
特に電動ドライバーは、棚の固定作業をする場合には非常に便利です。手回しドライバーでも可能ですが、天井付近で複数のネジを締める作業はかなり負担になります。
また、見た目を重視するBAR空間では、棚板の素材や塗装にもこだわると完成度が高まります。ウォールナット調やブラック塗装などにすると、落ち着いた店舗風の雰囲気になります。
棚を固定するときに絶対確認したい下地の位置
DIYで最も注意したいのが、石膏ボードなどの弱い部分だけに棚を固定してしまうことです。グラスやボトルを置く棚は意外と重量が増えるため、壁や天井内部の下地にしっかり固定する必要があります。
例えば、見た目がしっかりしている棚でも、数kg以上の荷物を長期間載せることで徐々にネジが緩み、突然落下する可能性があります。
下地センサーや針式の下地探し工具を使い、柱や補強材の位置を確認してから取り付けることが安全な施工につながります。
グラスホルダーを取り付ける際の注意点
グラスホルダーは棚の底面に取り付けることで、収納スペースを増やせる便利なアイテムです。ただし、取り付け位置を間違えるとグラス同士がぶつかったり、取り出しにくくなったりします。
ワイングラスやカクテルグラスなど高さのあるものを収納する場合は、下のカウンター面との距離を十分確保しましょう。
また、頻繁に使用するグラスは中央付近、使用頻度が低いものは端に配置するなど、実際の動線を考えて設置すると使いやすい棚になります。
DIY初心者が避けたほうがいい失敗例
よくある失敗は、デザインを優先しすぎて強度不足になるケースです。おしゃれな棚でも、重量に耐えられなければ安全に使用できません。
また、最初から大きな棚を作るより、小さめの棚で構造を確認してから拡張する方法がおすすめです。特に天井近くの作業は、やり直しが難しいため慎重に進めましょう。
例えば、棚板の長さを欲張りすぎると中央部分がたわむことがあります。その場合は補強金具を追加したり、棚の幅を分割したりすることで強度を高められます。
女性ひとりでも安全にDIYするための作業方法
一人で作業する場合は、無理に大きな板を持ち上げたり、脚立の上で長時間作業したりしないことが大切です。
棚板は事前にホームセンターなどで希望サイズにカットしてもらうと、作業量を大幅に減らせます。また、仮固定用の補助材を使うことで、一人でも位置合わせがしやすくなります。
重い材料を扱う場合や天井への固定が必要な場合は、部分的に知識のある人へ相談することも安全なDIYにつながります。
まとめ
BARカウンター上の天井棚DIYは、収納力を高めながら空間をおしゃれにできる魅力的な方法です。グラスホルダーを組み合わせれば、本格的なBARのような雰囲気も作れます。
ただし、棚作りで最も大切なのは見た目よりも安全性です。下地の確認、十分な固定、重量計算を行うことで、長く安心して使える収納棚になります。
初めて挑戦する場合は、小さめの棚から始めて作業に慣れながら進めると失敗しにくくなります。計画をしっかり立てれば、DIYでも理想のBAR空間を作ることができます。


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