180cm×180cmの玄関は狭い?ロールスクリーン付き可動棚で後悔しないための考え方

注文住宅

注文住宅では玄関収納の使いやすさや見た目を考えて、可動棚やロールスクリーンを採用するケースが増えています。一方で、限られた玄関スペースでは目隠しを追加することで圧迫感が出ないか心配になることもあります。

特に180cm×180cm程度の玄関では、収納量を確保しながら広く見せる工夫が重要です。この記事では、玄関に奥行き30cmの可動棚とロールスクリーンを設置した場合の広さの感じ方や、狭く見せない工夫について解説します。

180cm×180cmの玄関サイズは一般的に狭いのか

180cm×180cmの玄関は、約1坪程度の広さになります。一般的な住宅では決して極端に狭いサイズではありませんが、玄関土間部分、収納、壁の配置によって体感的な広さは大きく変わります。

玄関は家に入って最初に感じる空間のため、実際の面積よりも視線の抜けや物の見え方によって広さの印象が変わります。収納が充実していても、正面や横方向が塞がれると圧迫感を感じやすくなります。

例えば同じ180cm四方の玄関でも、壁面収納だけの場合と、中央に大きな家具がある場合では歩きやすさや開放感が大きく異なります。

玄関収納のロールスクリーンは本当に必要なのか

可動棚の靴収納にロールスクリーンを付ける目的は、来客時に靴を隠せることや、収納内部の生活感を見せないことです。見た目を整えたい場合には便利な設備です。

しかし、玄関の幅が限られている場合は、ロールスクリーンを閉めた状態が壁のように感じられ、少し狭く感じることがあります。特に玄関正面や動線上にスクリーン面がある場合は、視覚的な圧迫感が出やすくなります。

一方で、普段は開けたまま使い、来客時だけ閉める運用であれば、狭さを感じる時間は限られます。収納を隠せるメリットとのバランスで考えることが大切です。

奥行き30cmの可動棚は玄関収納として適切か

奥行き30cmの棚は、一般的な靴収納として使いやすいサイズです。男性用の大きめの靴でも収納しやすく、棚板の高さを調整できる可動棚ならブーツや小物にも対応できます。

ただし、棚の奥行き分だけ玄関の有効スペースは減ります。例えば180cm幅の玄関で片側に30cmの棚を設置すると、残りの通路幅は約150cmになります。

人が一人で出入りするには十分な幅ですが、複数人が同時に靴を脱ぎ履きする場面では少し窮屈に感じる可能性があります。

ロールスクリーンで玄関を狭く見せない工夫

ロールスクリーンを設置した玄関でも、工夫次第で圧迫感を減らすことができます。まず重要なのは、スクリーンの色です。壁紙と近い色を選ぶことで、収納部分が目立ちにくくなります。

例えば白系の壁に対して濃い色のロールスクリーンを設置すると、収納部分が大きな面として見えて玄関が狭く感じる場合があります。明るい色や透け感のある素材を選ぶと開放感を保ちやすくなります。

また、玄関照明を明るくする、鏡を設置する、床面をできるだけ見せるなどの工夫でも広く感じられる効果があります。

実際の生活では目隠し収納が役立つ場面も多い

玄関収納は普段使う場所なので、完全に見えない状態よりも取り出しやすさを優先する考え方もあります。しかし、急な来客時には靴が並んでいる状態を隠せることは大きなメリットです。

例えば宅配業者や知人が玄関先まで来た時、収納内部が見えないだけで玄関全体が整って見えます。毎日完璧に整理する必要がなくなる点もロールスクリーンの魅力です。

特に小さな子供がいる家庭では靴や外遊び用品が増えるため、生活感を隠せる収納は後から便利に感じることがあります。

設計後に後悔しないための確認ポイント

玄関収納を決める時は、図面上の寸法だけではなく、実際に人が立った時の感覚を確認することが重要です。可能であれば、現在の住まいなどで180cm程度の空間を再現して歩いてみるとイメージしやすくなります。

また、玄関で同時に何人が動くことが多いかを考えることも大切です。一人暮らしや夫婦中心の生活なら収納優先でも問題になりにくいですが、家族が増える場合は通路幅の余裕も考慮すると安心です。

収納量と開放感は両立できますが、何を優先したいかによって最適な形は変わります。

まとめ

180cm×180cm程度の玄関に奥行き30cmの可動棚とロールスクリーンを設置しても、必ず狭くなるわけではありません。ただし、閉めた時には視覚的な圧迫感を感じる可能性があります。

ロールスクリーンは普段開けて使い、必要な時だけ目隠しできる便利な設備です。色や素材、照明などを工夫することで、限られた玄関でも広く快適に見せることができます。

注文住宅の玄関づくりでは、見た目だけでなく日々の使いやすさを重視することが大切です。収納を隠したい理由と、玄関で確保したい広さを比較しながら決めることで、入居後の満足度を高めることができます。

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