新築住宅では、玄関やトイレ横にこだわりの手洗器を設置したいという希望を持つ方が増えています。特に陶器製のボウルやデザイン性の高い手洗器は、空間の雰囲気を大きく変えられるため人気があります。
しかし、ハウスメーカーによっては施主支給ができなかったり、指定外の商品への配管工事に対応していなかったりする場合があります。この記事では、新築で好みの手洗器を取り入れるための方法や、配管工事の考え方、費用を抑えるポイントについて解説します。
新築で手洗器を追加する場合に配管工事が必要になる理由
手洗器を新しく設置する場合、水を供給する給水管と、使用後の水を流す排水管が必要になります。新築工事の段階で設置場所が決まっていれば、壁や床の内部に配管を通しておくことができます。
一方で、完成後に新たな場所へ手洗器を増設する場合は、既存の給排水管から分岐させる工事が必要になるため、工事内容によっては費用が高くなることがあります。
例えば、玄関に独立した手洗器を後から設置する場合、近くに水道管や排水管がなければ床下や壁内で配管を延長する必要があります。そのため、新築時に計画しておく方が費用を抑えやすくなります。
施主支給できないハウスメーカーでも手洗器を設置する方法
施主支給ができない場合でも、必ずしも希望の手洗器を諦める必要はありません。まず確認したいのは、メーカーが取り扱っている商品の中に希望に近いものがないかという点です。
ハウスメーカーによっては、標準仕様以外でも提携メーカーの商品であれば変更できる場合があります。陶器ボウルやデザイン性の高い洗面器を扱うメーカーも多いため、相談する価値があります。
また、手洗器本体ではなく、水栓やカウンター、収納部分のデザインを変更することで、希望する雰囲気に近づけられるケースもあります。
新築時に手洗器を設置するなら配管計画が重要
手洗器を設置したい場所が決まっている場合は、住宅の設計段階で伝えることが最も重要です。建築前であれば、必要な位置に給排水管を準備できます。
例えば玄関に手洗器を置きたい場合、玄関収納やトイレの近くなど、既存の水回りから配管しやすい位置に計画すると工事費を抑えやすくなります。
また、排水管は勾配を確保する必要があるため、給水管よりも設置場所の自由度が低い場合があります。見た目だけでなく、配管経路も含めて計画することが大切です。
手洗器増設の費用を抑えるためのポイント
手洗器の設置費用は、商品代だけでなく配管工事費や大工工事費によって大きく変わります。費用を抑えるには、できるだけ既存の水回りに近い場所へ設置することが有効です。
- トイレや洗面所の近くに配置する
- 新築工事中に配管だけ準備しておく
- 壁や床を大きく壊す必要がない場所を選ぶ
- 既製品の手洗いセットを利用する
例えば、将来的に玄関へ手洗器を設置したい場合でも、新築時に給排水管だけ準備しておけば、後から本体を交換するだけで済む場合があります。
逆に、完成後に全く配管のない場所へ設置すると、床や壁の解体が必要になり費用が大きくなる可能性があります。
リフォーム会社に依頼する場合の注意点
ハウスメーカーで対応できない場合、リフォーム会社や水道設備業者へ相談する方法もあります。ただし、新築住宅の場合は保証やメンテナンスの扱いについて事前確認が必要です。
例えば、後から壁や床を加工したことで住宅保証の対象外になる部分が発生する可能性があります。そのため、施工前にハウスメーカーへ相談しておくことが安心につながります。
また、手洗器だけでなく、水栓の種類や給湯が必要かどうかなども決めておくと、見積もりのズレを防ぐことができます。
まとめ
新築住宅でこだわりの陶器ボウル手洗器を設置する場合、最も重要なのは建築前の配管計画です。施主支給ができない場合でも、メーカー変更や仕様変更などで希望に近づけられる可能性があります。
後から増設することも可能ですが、給排水管の追加工事が必要になるため、費用が高くなる場合があります。設計段階で希望の位置やデザインを伝え、配管だけでも準備しておくと、将来的な選択肢を広げられます。
おしゃれな手洗器を実現するには、本体選びだけでなく、配管経路や住宅会社との調整を含めて計画することが成功のポイントです。


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