中古戸建てを探していると、室内写真にソファやテーブル、ベッドなどの家具が置かれた状態の物件を見かけることがあります。そのまま家具付きで購入できるのか、不要な場合は撤去してもらえるのか気になる方も多いでしょう。この記事では、中古住宅に残っている家具の扱いや、購入前に確認しておきたいポイントについて詳しく解説します。
中古戸建ての家具は基本的に付いてくるとは限らない
中古戸建ての写真に家具が写っていても、その家具が売買対象に含まれているとは限りません。多くの場合、掲載されている写真は売主が現在生活している状態で撮影されており、家具は売却前に撤去されるケースが一般的です。
不動産広告では、室内の広さや生活イメージを伝えるために家具が置かれた状態の写真を使用することがあります。そのため、写真だけを見て「この家具も一緒にもらえる」と判断するのは注意が必要です。
例えば、リビングに高級そうなソファやダイニングセットが置かれていても、契約時には売主が引き取る予定になっている場合があります。
中古住宅に残る家具は「残置物」として扱われる
中古戸建てに残された家具や家電などは、不動産取引では「残置物」と呼ばれることがあります。残置物とは、売主が退去する際に住宅内へ残していく私物のことです。
残置物は、売主と買主の合意によって「残す」「撤去する」を決めることができます。つまり、家具をもらえる場合もありますが、自動的に付属するわけではありません。
具体的には、「この食器棚は状態が良いので残してほしい」「古い家具は処分してから引き渡してほしい」といった相談を、売買契約前に不動産会社を通して行います。
家具をもらえるケースと断るケースの違い
中古住宅で家具を譲ってもらえるケースとしては、売主が処分費用を減らしたい場合や、買主が利用したいと希望した場合があります。特に大型家具や作り付けに近い収納家具などは、そのまま残されることがあります。
一方で、古い家具やサイズが合わない家具、使用感が強い家具などは撤去を希望する買主も多くいます。不要な家具を引き取る場合、後から処分費用が発生する可能性もあるため注意が必要です。
例えば、購入後すぐにリフォームを予定している場合は、家具が残っていると工事の邪魔になることがあります。そのため、引き渡し時の状態を事前に確認することが大切です。
家具付き中古戸建てを購入する時の確認ポイント
中古住宅を購入する際は、家具だけでなく住宅設備についても確認しておく必要があります。エアコン、照明、カーテン、食器棚、冷蔵庫などは、物件によって扱いが異なります。
確認するポイントとしては、以下のような項目です。
- 家具や家電が売買対象に含まれるか
- 引き渡し時に撤去される物は何か
- 残してほしい家具を指定できるか
- 設備として保証される物は何か
特に注意したいのは、残されている設備と単なる私物の違いです。例えばビルトインタイプの食洗機や造り付け収納は住宅設備として扱われることがありますが、置くだけの家具は基本的に売主の所有物です。
契約前に不動産会社へ確認することが重要
中古戸建ての家具問題で後悔しないためには、購入申し込みや契約をする前に確認することが重要です。口頭だけではなく、契約書や付帯設備表などで引き渡し条件を確認しましょう。
付帯設備表には、エアコンや給湯器などの設備の有無や状態が記載されます。家具についても、残す物や撤去する物を明確にしておくことで、購入後のトラブルを防ぐことができます。
例えば「写真に写っていたダイニングテーブルを使いたい」と思っている場合でも、契約前に売主の了承がなければ引き渡し時にはなくなっている可能性があります。
まとめ|中古戸建ての家具は交渉次第で残してもらえる
中古戸建ての写真に写っている家具は、必ず購入者のものになるわけではありません。多くの場合は売主の私物であり、引き渡し前に撤去されることが一般的です。
ただし、売主と買主双方が納得すれば、家具をそのまま譲ってもらうことも可能です。気になる家具がある場合は、不動産会社を通して早めに相談しましょう。
中古住宅選びでは、建物の状態だけでなく、引き渡し時の細かな条件を確認することが大切です。家具や設備の扱いを事前に把握しておけば、購入後に「思っていた状態と違った」というトラブルを防ぐことができます。


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