最近の住宅では、表面がザラザラしたり触ると少しトゲトゲしたように感じたりする外壁を見かけることが増えました。一方で、フラットでツルツルした外観を好む人も少なくありません。新築住宅では外壁の仕上げをある程度自由に選べることが多いため、それぞれの特徴や費用の違いを知っておくことが大切です。
なぜ最近の外壁はザラザラした仕上げが多いのか
現在の戸建住宅では、窯業系サイディングや吹付塗装などが広く採用されています。これらは意匠性を高めるために凹凸やテクスチャを付けていることが多く、手で触るとザラザラした感触になります。
また、凹凸のある仕上げは高級感や立体感を演出しやすく、外壁の継ぎ目や細かな傷が目立ちにくいというメリットもあります。
そのため、多くのハウスメーカーや工務店では標準仕様として凹凸のある外壁材を採用しています。
ツルツルした平滑な外壁は選べるのか
結論からいうと、注文住宅であれば平滑な外壁やフラットなデザインを希望することは可能です。
例えば、フラットデザインのサイディング、金属サイディング、モルタル下地のジョリパット仕上げ、一部の塗装仕上げなどでは比較的なめらかな外観を実現できます。
打ち合わせの段階で「凹凸の少ないデザインにしたい」「できるだけフラットな質感にしたい」と伝えれば、候補となる外壁材を提案してもらえる場合がほとんどです。
ザラザラ仕上げとツルツル仕上げのメリット・デメリット
| 項目 | ザラザラ仕上げ | ツルツル仕上げ |
|---|---|---|
| デザイン性 | 立体感がある | モダンでシンプル |
| 傷の目立ちにくさ | 比較的目立ちにくい | 傷が目立つ場合がある |
| 汚れの付着 | 凹凸に汚れが残ることがある | 洗浄しやすい場合がある |
| 高級感 | 重厚感がある | スタイリッシュな印象 |
どちらが優れているというよりも、好みや住宅デザインとの相性によって選ぶことが重要です。
価格差はあるのか
外壁の価格は表面の質感だけで決まるわけではありません。素材やメーカー、施工方法によって大きく変わります。
一般的なサイディングの場合、ザラザラ仕上げだから安い、ツルツル仕上げだから高いという単純な関係ではありません。
ただし、デザイン性の高いフラットパネルや高意匠サイディング、特殊塗装を採用する場合は追加費用が発生することがあります。
外壁選びでは質感だけでなく、メンテナンス費用や耐久性も含めて比較することが大切です。
後悔しない外壁選びのポイント
カタログだけで判断するのではなく、実際の展示場や完成見学会で外壁に触れてみることをおすすめします。
屋外で見ると室内照明下とは印象が大きく異なり、凹凸の見え方や光の反射具合も変わります。
また、外壁サンプルはできるだけ大きなサイズで確認し、汚れの付きやすさやメンテナンス方法についても事前に説明を受けておくと安心です。
まとめ
最近の住宅で多いザラザラした外壁は、意匠性や傷の目立ちにくさを考慮して採用されているケースが多くあります。
一方で、注文住宅ではツルツルした平滑な外壁を希望することも可能であり、打ち合わせ段階で要望を伝えれば対応できる場合がほとんどです。
価格差は質感そのものよりも採用する外壁材や施工方法によって決まるため、見た目だけでなく耐久性やメンテナンス性も含めて総合的に検討すると後悔の少ない家づくりにつながります。


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