マンションのリフォームを検討していると、「この内容で工期25日は妥当なのだろうか」と気になることがあります。特に設備交換だけに見える場合、「もっと早く終わるのでは?」と感じる人も少なくありません。
しかし、マンションリフォームは戸建てと違い、管理規約や作業時間制限、搬入経路などの影響を受けやすく、実際の工期は単純な施工日数だけでは決まりません。
この記事では、70㎡クラスのマンションでキッチン・洗面・トイレ・ユニットバス・床・クロス交換などを行う場合の工期目安や、日数が長くなる理由についてわかりやすく解説します。
マンションリフォームは意外と工程が多い
設備交換中心のリフォームでも、実際には解体・配管・下地補修・内装仕上げなど複数の工程があります。
例えばキッチン交換だけでも、既存設備の撤去、配管確認、下地調整、新設、電気工事、内装補修まで含まれることがあります。
さらに、ユニットバス交換は浴室解体後の乾燥や防水確認が必要になる場合もあります。
| 工事項目 | 主な工程 |
|---|---|
| キッチン交換 | 解体・配管・設置・内装 |
| ユニットバス交換 | 解体・給排水・組立 |
| 洗面・トイレ交換 | 設備交換・床補修 |
| クロス・床張替え | 下地調整・乾燥・施工 |
表面上は「交換だけ」に見えても、実際には多くの職人が順番に入れ替わりながら作業しています。
25日工期は「長すぎる」とは言い切れない
70㎡前後のマンションで、水回り複数交換と内装工事を同時に行う場合、3〜4週間程度の工期になるケースは珍しくありません。
特にマンションでは、騒音規制や作業時間制限によって、戸建てより工程が伸びやすい傾向があります。
また、複数の設備メーカー納期を合わせながら工程を組む必要もあります。
実作業だけならもっと短く感じても、「養生」「搬入待ち」「乾燥時間」「管理組合対応」を含めると、25日前後になることは十分あり得ます。
工期が長くなりやすいマンション特有の事情
マンションリフォームは、戸建て以上に管理規約の影響を受けます。
例えば、「作業は平日9時〜17時のみ」「エレベーター養生必須」「土日作業禁止」といった制限がある物件もあります。
そのため、実際の施工日数よりカレンダー上の日数が長くなりやすいです。
よくある工期延長要因
- 管理組合への事前申請
- 共用部養生ルール
- エレベーター使用制限
- 設備納期遅延
- 解体後の追加補修
特に築年数が古いマンションでは、解体後に想定外の配管劣化や下地不良が見つかるケースもあります。
実際には「何日作業するか」も確認が重要
工期25日と聞くと長く感じますが、毎日フルで工事しているとは限りません。
例えば、「設備納期待ち」「クロス乾燥」「別職人待ち」で現場が空く日もあります。
そのため、施主としては「全体工期」だけでなく、「実際の施工スケジュール」を確認するとイメージしやすくなります。
確認しておくと安心なポイント
- 各工程の開始日
- 設備搬入予定日
- 住めない期間
- 水回り使用不可期間
- 予備日が含まれているか
工程表をもらうことで、「なぜ25日必要なのか」が見えやすくなる場合があります。
逆に短すぎる工期にも注意
リフォームでは、「早い=優秀」とは限りません。
極端に短い工期の場合、乾燥不足や仕上げ確認不足、職人の工程圧縮が起きるケースもあります。
特に床やクロスは、下地調整を丁寧に行うかで仕上がりが変わりやすい部分です。
また、水回り設備は施工後の試運転や漏水確認も重要になります。
まとめ
70㎡クラスのマンションで、キッチン・ユニットバス・洗面・トイレ・床・クロス交換を行う場合、25日前後の工期は必ずしも不自然ではありません。
マンション特有の管理規約や搬入制限、設備納期、乾燥工程などが加わることで、実際のカレンダー日数は長くなりやすい傾向があります。
不安な場合は、「なぜその日数になるのか」を工程表で確認すると、納得しやすくなるケースもあります。
工期だけでなく、仕上がり品質や施工管理体制も含めて総合的に判断することが、満足度の高いリフォームにつながります。


コメント