アルミフレームで扉や開口部を自作した際に、「あとから網戸を張りたい」と考えるケースは意外と多くあります。ただ、市販の網戸のように網押さえゴムを入れる“C型の溝”が無く、固定方法に悩む人も少なくありません。
特にDIYやオーダー製作では、通常の網戸枠とは構造が違うため、「網戸押さえ用のレールだけ販売されていないのか?」と探すことがあります。
この記事では、アルミ扉に網戸を取り付ける際に使われるC型レールや押さえ材の種類、自作時の施工方法、代替案などをわかりやすく解説します。
一般的な網戸は「網押さえゴム」と溝で固定されている
通常の網戸は、アルミフレームに掘られた溝へ網を押し込み、その上から網押さえゴム(ビート)を入れることで固定されています。
このとき重要になるのが、ゴムを押し込むためのC型またはU型の溝です。
市販の網戸フレームには最初から加工されていますが、自作アルミ扉の場合はその溝が無いことが多く、そのままでは一般的な方法で網を固定できません。
つまり、「網押さえゴムだけ」ではなく、「押し込むためのレール構造」も必要になります。
網戸押さえ用のC型レールは存在する?
結論からいうと、網戸押さえ用の後付けレールや押さえ材は存在します。ただし、「網戸レール」という名前ではなく、アルミ押さえ材・後付けビートレール・網押さえチャンネルなどの名称で販売されていることがあります。
DIY向けや建材向けでは、以下のような種類があります。
- 後付けアルミビートレール
- 樹脂製網押さえチャンネル
- 網押さえアルミアングル
- ビス固定式押さえフレーム
特にアルミサッシ部材を扱う建材店や、DIY向けアルミ材ショップなどで見つかる場合があります。
ただし、一般ホームセンターでは置いていないことも多く、通販や建材専門店で探した方が見つかりやすいです。
DIYでは「押さえフレーム方式」を使うケースも多い
自作アルミ扉では、純正網戸のような溝加工を行わず、別フレームで網を挟み込む方法もよく使われます。
例えば以下のような施工です。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| ビート固定 | 見た目が綺麗で一般的 |
| 押さえフレーム固定 | 加工が簡単 |
| アルミアングル挟み込み | DIY向けで安価 |
| 両面テープ+押さえ | 軽量用途向け |
特にDIYでは、細いアルミフラットバーやアングル材で網を挟み、ビス止めする方法が比較的簡単です。
加工精度に多少ズレがあっても対応しやすいため、自作扉との相性も良い方法です。
後付けレールを使う際の注意点
後付けタイプのレールを使う場合は、網戸用ゴムとのサイズ互換性を確認する必要があります。
網押さえゴムには、一般的に以下のようなサイズがあります。
- 2.8mm
- 3.5mm
- 4.5mm
- 5.5mm
レール幅とゴム径が合わないと、網が緩んだり押し込めなかったりするため注意が必要です。
また、アルミ扉が屋外使用の場合は、熱膨張や雨水も考慮した固定方法が重要になります。
特に強くテンションを掛けすぎると、夏冬で網がたわむこともあります。
アルミ扉に網戸を張る実例
例えば、軽量アルミフレームで作った開き戸に網戸を張る場合、以下のような構成がよく使われます。
- アルミフレーム外周を作る
- 網を全体に被せる
- 押さえフレームまたは後付けレールを配置
- ビスまたはビートで固定
- 余分な網をカットする
見た目を重視するならビート式、施工性を優先するなら押さえ板式が比較的扱いやすいです。
また、防虫性を高めたい場合は、24メッシュ前後の網を選ぶことが多くなります。
まとめ
アルミ扉に網戸を後付けしたい場合、一般的な網戸のように固定するには「網押さえゴム用の溝」または「後付けレール」が必要になります。
市販では、後付けビートレールや押さえチャンネルとして販売されていることがあり、DIY用途でも使用可能です。
ただし、自作アルミ扉では押さえフレーム方式の方が施工しやすいケースも多く、見た目・施工難易度・耐久性のバランスで選ぶのがおすすめです。
網の種類やゴムサイズとの相性も確認しながら、用途に合った固定方法を選ぶと仕上がりが安定しやすくなります。


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