浴室混合栓でシャワーの温度がぬるい原因と対策

シャワーの温度がぬるくなる問題は、浴室混合栓のサーモスタットタイプでよく見られる問題です。設定した温度がシャワーに切り替えた際に下がる原因にはいくつかの理由が考えられます。今回は、その原因と改善策について解説します。

1. 温度調整に影響を与える水圧の変動

シャワーに切り替えた時にぬるくなる主な原因として、水圧の変動があります。シャワーに切り替えると、カランからシャワーに水流が切り替わり、水圧が低下することがあります。これがサーモスタットの温度調整に影響を与え、温度が下がることがあります。

混合栓内部のサーモスタット部分やバルブが故障または劣化していると、設定した温度が適切に調整されず、ぬるいお湯が出ることがあります。この場合、修理や部品交換が必要になることがあります。

浴室自体の温度や湿度も、シャワーの温度に影響を与えることがあります。特に寒い季節などでは、浴室の温度が低いために温水が冷めやすくなり、ぬるいと感じることがあります。浴室の温度を安定させるために暖房を使うことも有効です。

設定温度が適切かどうか、再確認することも大切です。40℃に設定していても、実際にはその温度に達していない場合もあるため、温度設定を少し上げてみて様子を見るのも良いかもしれません。

シャワーのぬるさを改善するためには、水圧の問題や混合栓の状態を確認することが重要です。また、浴室の温度管理や温度設定の調整も有効です。もしこれらの対策を試しても改善しない場合は、混合栓の故障や劣化が原因かもしれませんので、専門の業者に点検を依頼することをおすすめします。