引き出しに物を詰め込みすぎてしまい、閉めたら開かなくなってしまうことは意外とよくあるトラブルです。特に、隙間がほとんどなく指も入らない場合、無理に引っ張ると引き出しや家具自体を傷める可能性があります。本記事では、引き出しを開けるための方法と、今後同じ事態を防ぐための工夫について解説します。
引き出しを開けるための方法
① 引き出しを少し持ち上げてみる
引き出しのレールがずれてしまった可能性があります。両手で引き出しの前面を持ち、ゆっくりと上に持ち上げながら引いてみましょう。
② 振動を与えてみる
中の物が引っかかっている場合、引き出しを軽く前後や上下に揺らすことで、物の位置がずれて開くことがあります。ただし、強く叩くと家具が壊れる可能性があるので注意してください。
③ すき間に薄いものを差し込む
隙間が少しでもある場合は、定規やヘラ、カードなどの薄いものを差し込み、中の物を押しのけるようにすると開くことがあります。
④ 別の引き出しや背面からアプローチ
引き出しの背面や下の部分にアクセスできる場合、手や棒を入れて中の物を動かすことで開けられる場合があります。
⑤ 縦に倒してみる(最終手段)
引き出しが取り外せる家具なら、家具ごとゆっくり横や縦に倒すことで中の物の位置が変わり、開けやすくなることがあります。ただし、重量がある場合は転倒に注意しましょう。
今後のトラブルを防ぐための工夫
① 収納スペースを超えない量にする
詰め込みすぎが原因のため、引き出しの7~8割程度の収納に抑えるのが理想的です。
② 仕切りを使って整理する
中の物がバラバラになりづらいよう、仕切りや収納ケースを活用すると、中のものが動きにくくなります。
③ すぐ取り出すものは手前に
奥に入ったものを無理に引き出そうとして、他のものを引っかけないよう、使用頻度の高いものは手前に配置しましょう。
まとめ
引き出しが開かなくなった場合は、振動を与えたり薄いものを差し込むなど、段階的に対処しましょう。今後同じことが起こらないよう、適切な収納方法を意識することが大切です。
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