住宅ローン仮審査の結果が届いた場合、まだ本審査を受けていない？確認方法とは

住宅ローンの仮審査を受けた際に「提携金融機関のローンは承認され、〇〇銀行は審査中」と返答を受けた場合、この返事が示す意味について解説します。仮審査の結果について不安を感じることがあるかもしれませんが、正しい解釈と次のステップを理解することが重要です。

1. 仮審査と本審査の違いとは？

住宅ローンには、仮審査と本審査の2つの重要なステップがあります。仮審査は、住宅ローンを借りるための事前審査であり、審査に通るかどうかの予測をするための段階です。本審査は、実際に申請者が住宅ローンを借りるための詳細な審査です。

提携金融機関からの「承認」という返事は、仮審査を通過したことを意味します。一方、「〇〇銀行はまだ審査中」との返事は、〇〇銀行での仮審査結果がまだ決定していないことを示しています。

仮審査を通過したとしても、まだ本審査を受けていない状態です。仮審査はあくまで予備的な審査であり、本審査で最終的な決定が下されます。本審査では、収入証明や信用情報、担保となる物件の査定など、さらに詳細な審査が行われます。

そのため、仮審査が通った段階ではまだ安心できず、本審査に進んだ後に最終的な審査結果が出るまで、正式な承認が下りたわけではありません。

仮審査に通過した後、次は本審査に進むための準備を整えます。具体的には、住宅ローンの正式な申し込みを行い、必要書類を提出することが求められます。書類には、給与明細書、源泉徴収票、住民税の納税証明書、契約書などがあります。

また、本審査の結果は、数週間から1ヶ月程度で通知されることが一般的です。住宅ローンの契約内容や金利などの条件が最終的に決定されるため、これをもって正式に住宅ローンが承認されたといえます。

仮審査が通過したからといって、すぐに安心してはいけません。本審査で最終的な承認が下りるまで、まだ審査は続いています。仮審査の結果はあくまで予測に過ぎないことを理解し、本審査の結果を待つことが重要です。

また、他の金融機関からの仮審査結果も参考にしながら、複数の金融機関を比較して最適なローンを選ぶことが大切です。住宅ローンの契約を結ぶ際には、金利や返済期間、返済額などをしっかりと確認し、無理なく返済できるプランを選びましょう。