トイレの便器とウォシュレットを新しく組み合わせたいと考える際、気になるのが「互換性」です。特にTOTO製品はシリーズや品番が多いため、正しく理解しておかないと取り付けができない場合があります。この記事では、TOTOのピュアレストQRとウォシュレットTCF851(品番JD1)の組み合わせについて詳しく解説します。
TOTOピュアレストQRとは?
TOTOのピュアレストQRは、戸建や集合住宅向けに広く使われている定番の便器シリーズです。節水性が高く、清掃のしやすさや設置の自由度も特徴です。そのため、リフォームや買い替えの際によく選ばれるモデルとなっています。
ピュアレストQRは、ウォシュレット一体型ではなく「便器本体+ウォシュレットを組み合わせるタイプ」の商品です。そのため、既存のウォシュレットを流用できるかどうかが検討ポイントとなります。
ウォシュレットTCF851(品番JD1)の特徴
TCF851はTOTOのウォシュレットの中でも比較的スタンダードなモデルで、暖房便座や温水洗浄などの基本機能を備えています。品番の「JD1」は設置年や販売ルートによる区別に用いられることが多いです。
便座自体は一般的な「レギュラーサイズ」に対応しており、多くのTOTO便器と互換性があります。
ピュアレストQRとTCF851の互換性
結論から言うと、TCF851はピュアレストQRに取り付け可能です。ピュアレストQRはレギュラーサイズ便座に対応しており、TCF851も同じ規格のため基本的に問題なく装着できます。
ただし、取り付ける際には以下の点に注意が必要です。
- 給水分岐の取り付け位置が合っているか確認する
- 便器背面のスペースが十分か確認する
- 古いモデルの場合はホースや部品が劣化している可能性があるため交換を検討する
実際の設置でよくある注意点
実例として、古いウォシュレットを新しい便器に取り付けた際、「給水ホースの長さが足りなかった」というケースがあります。この場合、延長ホースを購入することで解決できます。
また、取り付け金具が旧型と新型で若干違う場合もあるため、その際は別途取付キットを利用するとスムーズです。
専門業者に依頼すべきケース
DIYで取り付け可能な場合もありますが、水漏れや電源周りの不安がある方は専門業者への依頼をおすすめします。設置費用は1万円前後が相場ですが、確実な施工と保証が得られる点で安心です。
特に高齢の機器を流用する場合は、電気部品の劣化によるリスクもあるため、設置時に点検を依頼すると安心です。
まとめ
TOTOピュアレストQRとウォシュレットTCF851(品番JD1)は基本的に互換性があり、取り付け可能です。ただし、給水位置や部品の劣化などの細かい点で調整が必要になる場合もあります。少しでも不安がある場合は専門業者に依頼し、確実かつ安全に取り付けましょう。
便器とウォシュレットの組み合わせは快適な生活に直結しますので、互換性のチェックをしっかり行い、安心して導入してください。
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