樹脂製物置(ストレージボックス)を屋外のコンクリート上に設置する際、土台を設けるべきかどうか悩む方も多いです。特に、コンクリートの上に直に設置する場合、物置の底面が地面に接触して湿気や錆の問題が心配になることもあります。この記事では、樹脂製物置の設置における土台の必要性について、湿気対策を中心に解説します。
樹脂製物置に土台は必要か?
樹脂製物置は、金属製の物置と異なり、錆や腐食の心配が少ないため、コンクリートの上に直接設置しても問題ないと考える方も多いです。しかし、設置時に物置の底面がコンクリートと接触することによる湿気や汚れの影響は避けるべきです。
コンクリートは湿気を吸収しやすく、雨が降った際に水分が物置の底に溜まりやすくなります。このため、樹脂製でも底面の隙間を確保することで、湿気がこもりにくくなるため、土台を設けることが推奨される場合があります。
コンクリート上に設置する場合の湿気対策
物置の設置場所がコンクリート上で、かつ湿気が気になる場合、コンクリートブロックを使って物置の底面に少し隙間を作ることが効果的です。これにより、コンクリートからの湿気の影響を軽減し、物置の内部を乾燥した状態に保つことができます。
また、湿気を防ぐためには、物置の底に防水シートを敷くことも一つの方法です。この方法により、底面からの水分が物置内部に入りにくくなり、長期間にわたって良好な状態を維持できます。
土台なしでの設置について
一方で、樹脂製物置の設置に土台を必ずしも必要としない場合もあります。例えば、物置が直射日光を避ける場所に設置され、雨の影響もそれほど強くない場合です。このような環境では、土台を設けずに直接設置しても問題は少ないことがあります。
とはいえ、長期間使用することを考えると、湿気対策を施しておくことで、物置が劣化しにくくなるため、土台の設置を検討するのが無難です。
コンクリートブロックを使用した土台作り
コンクリートブロックを使って物置の土台を作る場合、まずはブロックを適切な高さで配置し、物置の底面が地面から少し浮くようにします。コンクリートブロックは比較的安価で手に入れることができ、簡単に土台を作成することができます。
ブロックの配置方法としては、物置の底面に均等にブロックを配置し、その上に物置を置くことで、湿気を防ぐと同時に安定性も確保できます。ブロックは、物置の重さを支えられる十分な強度を持っていることを確認してから設置しましょう。
まとめ
樹脂製物置をコンクリート上に設置する場合、土台を設けることで湿気対策が可能となり、物置の寿命を延ばすことができます。コンクリートブロックを使った土台作りは、比較的簡単で効果的な方法です。土台を設けることで、物置の底面が湿気にさらされにくくなり、快適に使用できる環境を保つことができます。
コメント