トイレタンクのボルトが回らなくなり、作業が進まないというのは非常に困ります。特にタンク側のボルトがプラスネジで、手で回すのが難しい場合は、どうしても適切な方法を知りたくなります。この記事では、トイレタンクのボルト取り外しに関するいくつかの方法を解説します。
1. ボルト取り外し前の準備
まず最初に、作業をする前にトイレの水を止めて、タンク内の水を完全に抜いてください。次に、タンクを便器から取り外すための道具を用意しましょう。プラスドライバーやプライヤーなどを使いますが、それ以外にボルトを回すための工具も必要です。
また、トイレタンク周辺が湿っている場合は、しっかり乾かしておきましょう。湿気が多いとボルトの錆が進行している可能性もあります。
2. 回らないボルトを取り外すためのコツ
ボルトが回らない場合、まずボルトの頭にしっかりとドライバーを当てて回してみてください。プラスドライバーが適切にフィットしていないと、逆にボルトを傷つけてしまう可能性があります。そのため、ドライバーをしっかりと固定できる状態で作業を行いましょう。
また、ドライバーで力が足りない場合、次に使う工具として「ラチェットレンチ」や「プライヤー」を試してみましょう。プライヤーはボルトの頭を挟んで回すのに便利です。しかし、ボルトが薄くて挟むのが難しい場合もあるため、そういった場合はボルトの頭を取り外しやすいように、周囲を掃除してから試してみてください。
3. タンク側ボルトが外れない場合の対応策
ボルトがどうしても外れない場合、ボルト周辺の状態に問題がある可能性があります。錆や汚れで回りづらくなっている場合、少し浸透剤を使って錆を解除するのも一つの手です。
浸透剤を使用する場合は、ボルト周りに少量をスプレーし、数分放置してから再度挑戦してみてください。これで錆が取れ、ボルトが回しやすくなることがあります。
4. 新品に交換する際の注意点
ボルトが取り外せた後、新しいボルトやナットを購入し、交換する際には、サイズや種類が適切かどうか確認することが重要です。TOTOのトイレに合ったサイズや規格のものを選ぶ必要があります。
また、新しいボルトを取り付ける際には、取り付け位置や締め具合に注意しましょう。締めすぎると破損の原因になり、緩すぎても固定が甘くなってしまうため、適度な力で締めることを心がけましょう。
まとめ
トイレタンクのボルト取り外し作業は少し手間がかかるかもしれませんが、適切な方法を選べば安全に取り外すことができます。ボルトが回らない場合、ドライバーの使用やプライヤーでの挟み込み、浸透剤の使用などを試してみましょう。また、ボルトを交換する際には、しっかりとした注意を払いながら作業を行い、トイレの使用に支障が出ないようにしましょう。
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