中古住宅を購入後、壁紙やフローリングの張り替えを検討する際、費用の相場が気になる方も多いでしょう。特に、DIYで行う場合や業者に依頼する場合、それぞれのコストがどの程度かかるのか、実際の価格帯を把握しておくことが大切です。今回は、九州地方における壁紙とフローリングの張り替え費用について、具体的な金額と実例を基に解説します。
1. 壁紙とフローリングの張り替えにかかる費用
壁紙とフローリングの張り替え費用は、材料費だけでなく、施工費や作業時間によっても大きく変動します。九州地方では、一般的に以下の価格が目安となります。
・量産壁紙: 単価950円(1m²あたり)
・塩ビフロアタイル: 単価4800円(1m²あたり)
・ソフト巾木: 500円(1m)
2. 九州地方での価格相場
これらの価格は九州地方では比較的標準的なものであり、特に安いとも高いとも言えません。価格は地域の相場や業者によって異なるため、同じ素材を使っても施工業者や販売店によって費用が若干異なる場合があります。
ただし、オンラインでの購入や、ホームセンターでの購入であれば、多少安く手に入ることがあります。例えば、フローリングをDIYで行う場合、材料費は安く済むかもしれませんが、施工の難易度や時間を考慮する必要があります。
3. DIYでのフローリング剥がし作業の費用
18畳のリビングで、ボンド付けフローリングを剥がす作業をDIYで行う場合、費用は材料費以外に手間がかかるため、慎重に計算することが必要です。ボンド付きのフローリングを剥がすには、道具を使ってしっかりと接着剤を除去する必要があり、作業時間が長くなることもあります。
DIYで作業を行う場合、必要な道具は主に「カッター」「スクレーパー」「ドライヤー」などですが、道具を揃えるための費用も発生します。仮に業者に依頼した場合、剥がし作業の料金は1㎡あたり1000円〜3000円程度となることが一般的です。
4. 業者に依頼した場合の費用目安
業者に依頼する場合、壁紙やフローリングの張り替えにかかる費用は、材料費に加えて施工費が加算されます。業者によっては、壁紙の張り替えとフローリングの張り替えを一括で依頼することで割引が適用されることもあります。
例えば、18畳のリビングのフローリングを業者に依頼する場合、材料費を除いておおよそ15万円〜30万円程度の費用がかかることが予想されます。壁紙についても、同様に施工費が加算されるため、総額での見積もりを業者に確認することが重要です。
5. 張り替え費用を抑えるためのコツ
費用を抑えつつ、品質を保ちながらリフォームを行うためには、以下のポイントを考慮することが有効です。
- 素材選び: 高級素材にこだわらず、コストパフォーマンスの良い素材を選ぶ。
- DIYでの作業: 一部作業を自分で行うことで、施工費を抑える。
- 複数の業者から見積もりを取る: 価格やサービス内容を比較し、最適な業者を選ぶ。
6. まとめ:費用と手間を考えた選択を
中古住宅の壁紙やフローリングの張り替え費用は、材料費に加えて作業の手間や時間によって大きく異なります。九州地方では、一般的な相場としては費用が適正であることが多いですが、業者や購入先をしっかりと選ぶことが大切です。
DIYを行う場合は、作業にかかる時間や道具代も考慮しつつ、費用を抑えることが可能ですが、手間を省きたい場合は業者に依頼することも一つの方法です。費用と時間、労力を総合的に考え、最適な方法を選んでリフォームを進めていきましょう。
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