外構工事でブロックを使って花壇や畑を作る際、基礎となる捨てコンが不格好に仕上がっていることがあります。特に、基礎のコンクリートがブロックからはみ出してしまっている場合、どうすれば良いのか悩むこともあるでしょう。この記事では、捨てコンのはみ出しについての疑問や、その処理方法について解説します。
1. 捨てコンがはみ出すのは普通なのか?
捨てコンは、基礎工事の一環として行われるコンクリートの層で、ブロックを支えるための土台となります。はみ出した部分があること自体は、必ずしも異常というわけではありませんが、確かに不格好に見えることもあります。
一般的に、捨てコンは土やブロックをしっかりと支えるために施工されるため、少しのはみ出しがあっても構わないことがあります。しかし、あまりにも多くはみ出している場合、施工不良や調整不足の可能性も考えられます。もし施工業者に不安がある場合は、再度確認を依頼するのも一つの方法です。
2. 捨てコンを削っても問題はないか?
捨てコンは、基礎を作るためのものなので、削ってしまうと構造的に問題が生じる可能性があります。しかし、少し削ることで庭作業に支障が出ないようにする場合には、注意して作業を行うことができます。
削る際は、ブロックや土台に影響を与えない範囲で削ることが重要です。少量であれば問題は少ないですが、大きく削りすぎると基礎が不安定になり、後々の庭作業やブロックの安定性に影響を及ぼす可能性があります。
3. どのような工具を使って削るべきか?
捨てコンを削る場合、適切な工具を選ぶことが重要です。基本的には、コンクリートや石を削るための電動工具が必要です。具体的には、グラインダーやハンマードリルにコンクリート用の刃を取り付けて使用するのが一般的です。
素人でも扱える電動工具としては、グラインダーが比較的扱いやすいです。手軽に購入でき、比較的短時間で作業が進みますが、安全性に配慮し、しっかりと防護具を着用することが大切です。
4. 削る作業の注意点とアフターケア
削る作業を行う際には、作業後に確認を行い、削った部分が問題なく仕上がっているか確認することが大切です。特に、削り過ぎて基礎に影響を与えないよう注意深く作業を進めてください。
また、削った後には表面を平らに整える作業が必要です。荒く削ったままだと、後々の植え付けや土壌作業がしづらくなる可能性があります。平らに整えるためには、ヘラやコテなどで仕上げを行いましょう。
5. まとめ
外構工事で捨てコンがはみ出している場合、そのまま放置することもできますが、庭作業に支障をきたすようであれば、削ることを検討しても良いでしょう。削る作業には電動工具が必要で、安全に作業を進めるためには防護具の着用が必須です。
作業後は仕上げの確認と整地を行い、庭作業や後続の作業がスムーズに進むようにしてください。もし不安があれば、専門業者に相談することも一つの方法です。
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