DIYでのタンス修理とカビ対策【増し張りと腐れのリスクを防ぐ方法】

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タンスの床が腐れたりカビがひどくなった場合、修理費用が高額になることもあります。特に、増し張りと呼ばれる方法を使って修理する場合、カビや腐れの再発が心配ですよね。この記事では、増し張りの方法とそのリスクを解説し、適切な対策を取るためのポイントを紹介します。

1. 増し張りとは?そのメリットとデメリット

増し張りとは、腐ったり傷んだりした床板の上に新しい板を重ねて貼る方法です。この方法は、床の基盤となる部分がしっかりしている場合に有効です。特にタンスの床のように、表面の一部が腐っている場合には、費用を抑えつつ、修理を進めるために使われることがあります。

ただし、増し張りには注意が必要で、腐った部分を完全に取り除かないと、カビが再発するリスクがあります。また、新しい板を貼ることで、重さや密閉性が増し、湿気が逃げにくくなることも考慮しなければなりません。

2. 増し張りによるカビの再発を防ぐ方法

増し張りを行う前に、腐った部分やカビをしっかりと取り除き、乾燥させることが重要です。湿気やカビが原因で腐った部分をそのままにして新しい板を貼ってしまうと、再びカビが繁殖し、同じ問題が発生する可能性があります。

対策:カビを除去した後、カビ防止シートや除湿シートを使用することで、湿気の発生を抑えることができます。これにより、再度カビの繁殖を防ぎ、新しい板が長持ちするようになります。

3. 床の腐れが進んでいる場合の対処法

床の腐れが進んでいる場合、増し張りだけでは不十分であることがあります。腐っている部分を取り除き、完全に新しい床材を設置する方法が最も効果的です。この場合、タンスを移動して床全体を補修する必要がありますが、長期的にはリスクを減らし、快適な空間を作るために重要です。

修理費用:腐りがひどく、床材を取り替える必要がある場合、費用が高くなる可能性があります。業者に依頼する場合、30万円程度かかることもあるため、予算を考慮しながら決定することが大切です。

4. 自分でできる修理と業者に依頼する場合の違い

自分で修理を行う場合、材料費と手間を抑えることができますが、技術的な問題や時間がかかる可能性もあります。特に、腐った部分の取り除きや適切なカビ対策をしないと、修理後に再度問題が発生することがあります。

業者に依頼する場合:業者に依頼すれば、専門的な知識と経験をもとに、迅速かつ確実に修理を行ってもらえますが、その分費用がかかるため、予算と相談して決めましょう。

まとめ:増し張りのリスクと正しい修理方法

増し張りは、腐った部分を取り除かずに新しい板を貼る方法で、費用を抑えながら修理を進めることができますが、湿気やカビのリスクを避けるためには、しっかりとカビ対策を行うことが重要です。腐れが進んでいる場合は、床材を完全に交換することを検討することが、長期的に見て最適な解決策となります。

自分で修理を行う場合は、必要な材料と知識を持って慎重に作業を進め、業者に依頼する場合は費用と時間を考慮して判断しましょう。

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