注文住宅で気密性能を高めるために、どのような断熱材や施工方法を選ぶべきかは重要なポイントです。特に、グラスウール断熱材にベーパーバリアを重ねて施工する方法について疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、グラスウール断熱材とベーパーバリアの施工方法について解説し、そのメリットや注意点をお伝えします。
グラスウール断熱材とベーパーバリアとは?
グラスウール断熱材は、軽量で高い断熱性能を誇る材料として、広く使用されています。その表面にフィルムが付いている「フィルム付きグラスウール」と、フィルムがない「フィルム無しグラスウール」があり、用途によって使い分けられます。
ベーパーバリアは、湿気を通さない材料で、湿気の侵入を防ぐ役割を果たします。湿気が断熱材に侵入すると、断熱性能が低下してしまうため、特に重要な施工方法となります。
フィルム付きグラスウールにベーパーバリアを重ねる施工法
フィルム付きグラスウールの上からベーパーバリアを施工する方法は、一般的な工法の一つとして採用されています。フィルム付きグラスウール自体がある程度の気密性を持っているため、さらにベーパーバリアを重ねることで、湿気の侵入をより効果的に防ぐことができます。
ただし、フィルムが二重に重なることで、効果が高まるわけではなく、逆に通気性が悪化してしまう可能性もあります。そのため、施工の際には、フィルムの重なり部分を適切に処理する必要があります。
フィルム無しグラスウールとベーパーバリアの組み合わせ
フィルム無しグラスウールを使用し、その上にベーパーバリアを全面施工する方法も一般的です。この場合、グラスウール自体が湿気に対して弱いため、ベーパーバリアでしっかりと湿気を防ぐことが重要です。
フィルム無しグラスウールとベーパーバリアの組み合わせは、特に湿気が多い地域や気密性能を重視する場合に有効です。ベーパーバリアがしっかりと湿気を遮断し、断熱材の効果を最大限に引き出すことができます。
コストダウンの可能性と選択肢
フィルム付きグラスウールからフィルム無しグラスウールに変更し、ベーパーバリアを全面施工に変えることで、コストダウンを図ることができる場合もあります。フィルム無しのグラスウールは、製造コストが安価なため、全体のコストを抑えることができます。
ただし、コストダウンを選択する際には、断熱性能や気密性の低下を招かないように注意が必要です。施工後に性能が不十分であると感じた場合、再施工や調整が必要となり、結果的に余分なコストがかかることがあります。
まとめ
注文住宅での気密性能向上には、グラスウール断熱材とベーパーバリアの施工が効果的です。フィルム付きグラスウールの上からベーパーバリアを重ねる方法や、フィルム無しグラスウールを使用する方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。コストダウンを図る場合でも、気密性や断熱性能を十分に確保できるように、専門家と相談して施工方法を選ぶことが重要です。
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