珪藻土の壁が粉状でボロボロと落ちてしまうと、見た目も悪くなり、リフォームを検討したくなります。もし、珪藻土の壁をクロス壁に変更したいと考えた場合、どのような方法があるのか、そしてその際の工事の流れや費用について解説します。
珪藻土壁のリフォーム方法
珪藻土の壁がボロボロになった場合、そのままクロスを貼るためにはいくつかの手順が必要です。基本的には、下地作りが大切です。
まず、珪藻土がしっかりと固まっていない場合や表面が粉状になっている場合、そのままクロスを貼るのは難しく、下地処理を行うことが求められます。珪藻土を取り除いて石膏ボードを貼る方法や、協力接着剤を使用してクロスを貼る方法があります。
石膏ボードを使ったリフォーム
珪藻土の上に石膏ボードを貼る場合、まずは珪藻土の表面をしっかりと整え、ボードがしっかりと接着できるように準備をします。この方法は、壁がボロボロになる前の状態に比べて比較的簡単にクロスに変更できる方法です。
石膏ボードを貼る際には、ボード用の接着剤を使用することが多いですが、珪藻土に直接貼る場合は適切な下地処理が求められます。しっかりと接着しないと、ボードが浮いてきてしまう可能性があるため注意が必要です。
クロス壁への変更方法
珪藻土をそのままにして、協力接着剤を使用してクロス壁に変更する方法もあります。この方法では、珪藻土の表面を一度平らにし、接着剤を塗布してクロスを貼ります。しかし、この方法は完全に下地が整っていることが前提となるため、場合によっては下地処理が必要です。
クロス壁に変更するためには、壁の表面をしっかりと整え、接着剤がよく乾く時間を確保する必要があります。この作業には少し時間がかかることもあります。
リフォームにかかる費用と期間
珪藻土の壁をクロス壁に変更するためのリフォーム費用は、作業内容によって異なります。石膏ボードを使う場合、通常の壁のリフォーム費用に加えて、ボードの費用と接着剤の費用がかかります。価格は、面積や使用する材料に応じて異なりますが、一般的な目安としては、1㎡あたり数千円程度がかかります。
リフォームにかかる期間は、作業の内容や壁の状態により異なりますが、石膏ボードを使った場合、1日~2日程度の工期が必要になることが一般的です。クロスを貼る作業を含めると、さらに数日かかる場合もあります。
リフォーム時の注意点
リフォーム作業を行う際には、いくつかの注意点があります。まず、壁に何か問題がある場合(カビが発生している場合や腐敗している場合など)は、しっかりと下地処理を行わないと、再度問題が発生する可能性があります。
また、リフォーム業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。口コミや評判を調べて、実績がある業者を選ぶことで、作業の品質を確保することができます。
まとめ
珪藻土の壁をクロス壁に変更するためには、適切な下地作りが重要です。石膏ボードを使う方法や協力接着剤を使う方法がありますが、どちらも下地処理をしっかり行うことが成功の鍵となります。費用は面積や作業内容によって異なりますが、事前に業者に見積もりを依頼して、しっかりと計画を立ててリフォームを進めることが大切です。
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