新築の脱衣所に暖房機を設置する際、壁掛け型と置き型の選択肢があります。特に乳幼児がいる家庭では、安全性も考慮する必要があります。どちらが適切か、両者の特徴や利点・欠点を解説し、選択のポイントをお伝えします。
1. 壁掛け型暖房機のメリットとデメリット
壁掛け型の暖房機は、床面積を有効に活用できるため、特に小さいスペースの脱衣所では便利です。壁に取り付けることで、床に物がない状態を保てるため、子どもが自由に動き回れる環境を作れます。また、上部から暖気が流れ、部屋全体が均等に暖かくなります。
ただし、設置時に壁に穴を開ける必要があるため、リフォームが必要になることがある点や、設置位置が高すぎると、暖かさを感じにくいこともあります。
2. 置き型暖房機のメリットとデメリット
置き型暖房機は、設置が簡単で、移動が可能な点が大きなメリットです。使わない時には別の場所に移動することができ、必要な場所で温風を直接感じられるという利点もあります。しかし、置き型の場合は、子どもが触ったり倒したりする危険性があるため、特に乳幼児がいる家庭では慎重に選ぶ必要があります。
また、場所を取るため、脱衣所が狭い場合はスペースが圧迫される可能性もあります。
3. 乳幼児がいる家庭での安全性を考慮した選択
乳幼児がいる家庭では、安全性が最も重要です。壁掛け型は、子どもの手が届かない高さに設置できるため、触れる心配がなく、より安全と言えます。一方、置き型は子どもが近づいて触ることができるため、事故が起きないように注意深く設置する必要があります。
置き型暖房機を選ぶ場合は、倒れにくい安定性の高いタイプを選び、温風が直接肌に当たらないように配置を工夫することが大切です。
4. どちらを選ぶかのポイント
選択のポイントとして、脱衣所の広さ、使い勝手、そして安全性を総合的に考慮することが重要です。狭い脱衣所の場合は、壁掛け型が場所を取らず、スペースを有効に使えます。また、子どもの安全を最優先に考える場合も、壁掛け型が安心です。
置き型を選ぶ場合は、使用しない時に移動できる柔軟性を活かし、安定性のあるタイプを選びましょう。
まとめ
脱衣所の暖房機選びでは、壁掛け型と置き型のそれぞれにメリット・デメリットがあります。乳幼児の安全を最優先に考える場合、壁掛け型がより安心ですが、置き型も適切な選択肢となり得ます。家族のライフスタイルに合わせて、快適で安全な暖房環境を作りましょう。


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