隣家の外壁塗装工事をきっかけに業者から営業を受けることはよくあります。しかし、突然の訪問で家に上げるべきか迷う方も多いでしょう。特に「見積書を持って行きます」と言われた場合でも、家に入れなければいけないというルールはありません。この記事では、外壁塗装業者が訪問してきた際の正しい対応方法や、失礼にならない断り方を解説します。
外壁塗装の営業訪問は「家に上げる必要なし」
まず結論から言うと、外壁塗装の見積もりを受け取るだけであれば、業者を家に上げる必要はありません。見積書は玄関先やポストでも受け取ることができますし、業者側も慣れています。むしろ、訪問販売トラブルを防ぐためにも、必要以上に自宅に招き入れないことが安全です。
業者によっては「現場を確認したい」と言う場合もありますが、それも外観の確認程度であれば、敷地の外や玄関先からでも十分に対応できます。屋内の立ち入りを求められた場合は、はっきりと断って問題ありません。
失礼にならない断り方と対応例
「家に上げないのは失礼かな」と感じる方もいますが、営業側もそのような対応には慣れています。丁寧な言葉で伝えれば、悪い印象を持たれることはありません。
例えば次のように伝えるとスムーズです。
- 「すみません、今日は家族が不在なので玄関先でお願いします。」
- 「主人から家には上げないように言われていまして…こちらで大丈夫です。」
- 「お見積書はポストに入れておいてください。」
このように理由を添えることで、失礼にならずに対応できます。
見積書の受け取り方と注意点
見積書は手渡しでも郵送でも受け取れます。訪問時に玄関先で受け取るか、ポストに入れてもらうようお願いするのが一般的です。特に、契約を急かされたり、値引きをその場で提示されたりした場合は注意が必要です。
不安な場合は「家族と相談してから連絡します」と伝え、すぐに返事をしないことがポイントです。また、複数社に見積もりを依頼して比較するのが安心です。
営業訪問によるトラブルを防ぐポイント
外壁塗装の訪問営業では、悪質な業者が契約を急かすケースもあります。トラブルを防ぐためには、次の点に注意しましょう。
- 契約は即決しない(その場での契約は避ける)
- 名刺と会社情報を確認する(所在地・電話番号が実在するか確認)
- クーリングオフ制度を理解しておく(8日以内なら解除可能)
特に、高額なリフォーム工事に関しては、信頼できる業者を選ぶことが重要です。口コミサイトや自治体の登録業者リストなどを確認すると安心です。
まとめ
外壁塗装業者から見積書を受け取る際に、業者を家に上げる必要はありません。玄関先での対応で十分であり、「家族の指示で」などの理由を添えれば失礼にはなりません。無理な営業を断る勇気を持ち、必要に応じて複数社の見積もりを比較することで、安心して外壁塗装を検討できます。


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