HikokiコンプレッサーEC 1245H3の故障原因と修理方法について

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HikokiのコンプレッサーEC 1245H3を使っていて、エアの圧力が正常に上がらないという問題が発生した場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、エア漏れがない状態で圧力が上がらない原因と修理方法を解説します。

問題の概要

質問者の方が述べている通り、最初は勢いよくエアが溜まりますが、1Mを超えたあたりから圧力の上がりが鈍くなり、2Mあたりではほとんど圧力が上がらなくなる現象が見られます。この症状は、通常のエア漏れやピストンリング、シリンダーの問題だけでは解決しない場合があります。

原因として考えられるポイント

エア漏れが一切ないとのことですが、それでも圧力が上がらない原因として、以下の点が考えられます。

  • 低圧側の空気弁:低圧側の空気弁に問題がある可能性があります。空気弁が正常に動作していない場合、エアの流れに影響を与え、圧力が上がらないことがあります。
  • バルブの不具合:高圧側の空気弁一式を交換されたとのことですが、低圧側も含めてバルブの不具合がないか再確認することをおすすめします。
  • 圧力センサーの問題:圧力センサーが正常に機能していない場合、表示される圧力が実際の圧力と一致しないことがあります。この点をチェックすることも重要です。
  • オイルの不足や汚れ:コンプレッサー内部のオイルが不足していたり、汚れていたりすると、動作不良を引き起こすことがあります。オイルの点検と交換も考慮してください。

修理の手順

まず、低圧側の空気弁をもう一度確認し、動作が正常であるかチェックしてください。空気弁が目視で問題がなさそうでも、微細な不具合が原因で圧力が正常に上がらないことがあります。そのため、空気弁を交換するのも一つの方法です。

次に、オイルの状態や圧力センサーをチェックし、異常がないかを確認してください。もしもこれらの部品に問題が見つかれば、修理または交換を行うことで改善する可能性があります。

その他の確認ポイント

コンプレッサーのピストンやシリンダの摩耗が進んでいる場合でも圧力が上がらない原因となります。ピストンリングやシリンダの状態を再確認し、必要に応じて交換することをおすすめします。

さらに、コンプレッサー内部に異物やゴミが入っていると、動作不良を引き起こすこともあります。これらも点検し、清掃が必要であれば行ってください。

まとめ

圧力が正常に上がらない原因として考えられるのは、低圧側の空気弁の不具合や圧力センサーの異常、オイルの状態などです。これらを順に確認し、問題を特定して修理を行うことで、正常な動作が戻る可能性が高いです。

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