在来工法の木造住宅の土台基礎パッキンの役割と選び方

新築一戸建て

在来工法の木造住宅における土台基礎パッキンは、建物の断熱や通気性を保つ重要な役割を担っています。特に水回りで使用するパッキンについては、湿気対策や断熱効果を意識した選び方が求められます。この記事では、ユニットバス周りのパッキン選びについてのポイントと、漏水した場合の対応策について解説します。

土台基礎パッキンの役割と種類

土台基礎パッキンは、木造住宅の土台部分と基礎部分を結びつけ、湿気や気温の変動を抑える役割を果たします。通気パッキンと気密パッキンがありますが、前者は湿気の逃げ道を作り、後者は熱の逃げ道を防ぐため、設置場所に応じて適切なものを選ぶことが重要です。

ユニットバス周りのパッキンは、浴室の断熱性を確保するために気密性が求められます。浴室周りの湿気が床下に入り込むのを防ぐためにも、気密パッキンを使用することが推奨されます。

気密パッキンと通気パッキンの違い

気密パッキンは断熱効果を高めるため、外部の温度の影響を室内に伝えにくくします。これに対して通気パッキンは、湿気を逃がすために使用され、湿度が高くなりやすい場所で効果を発揮します。水回りで湿気が溜まりやすい場所には通気パッキンを使用し、湿気がこもりにくくすることが重要です。

そのため、ユニットバス周りは気密パッキンを選び、湿気が逃げるように工夫することが良いと言えます。

漏水した場合の対処方法

もし漏水が発生した場合、まずはパッキンの不具合や隙間がないかを確認します。パッキンの劣化が原因であれば、交換する必要があります。また、ユニットバス周りの通気性が確保されていない場合、湿気がこもってカビの発生や構造材の腐食を引き起こす可能性があります。

漏水が進行する前に、専門業者に点検を依頼し、適切な対応を取ることが大切です。

まとめ:パッキンの選び方と対策

ユニットバス周りのパッキン選びは、断熱性と通気性のバランスを考えた上で選ぶことが重要です。気密パッキンを使用して湿気を防ぎつつ、通気パッキンの設置場所を選ぶことで、湿気の問題を軽減できます。漏水した場合には早期の対応を心がけ、専門業者と相談して最適な対策を施しましょう。

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