トイレのタンクのゴムフロートを交換後に、空気が漏れているような音がする場合、いくつかの原因が考えられます。今回は、ゴムフロート交換時に発生する可能性のある問題とその解決策を紹介します。
1. ゴムフロート交換時に確認すべきポイント
ゴムフロート交換後に音がする場合、まずは交換時に以下の点を確認しましょう。
- ゴムフロートがタンクの穴にしっかりとはまっているか
- フロートが均等に配置されているか
- タンク内の水量が正しく設定されているか
これらのポイントを確認しても音が止まらない場合は、次の手順を試してみましょう。
2. チェーンの「遊び」を調整する
ゴムフロートの交換時に、チェーンの長さや遊びが適切でない場合、フロートがしっかりと閉まらず、音が発生することがあります。チェーンの「遊び」を調整して、フロートがしっかりとタンクの穴を塞ぐようにします。
チェーンが長すぎると、フロートがうまく閉まらないことがあります。逆に短すぎると、タンク内で不自然に引っかかってしまうことがありますので、適切な長さに調整してください。
3. 取り付け位置の確認とフロートのチェック
フロートがタンク内で均等に取り付けられているかを確認します。取り付け位置が少しでもずれていると、フロートが正しく機能せず、音が発生することがあります。特に、フロートが壁や他の部品に引っかかっていないか確認しましょう。
また、フロート自体が劣化している場合も音が発生する原因となります。古いゴムフロートを新しいものに交換することを検討してください。
4. 給水弁や止水栓の確認
給水弁や止水栓の故障も、空気が漏れる音の原因になることがあります。止水栓がうまく閉まっていない場合、微細な音が発生することがあります。タンクを取り外して、給水弁や止水栓が正常に動作しているか確認し、必要ならば修理や交換を行いましょう。
5. まとめ
トイレタンクのゴムフロート交換後に空気漏れの音が発生する場合、主にフロートの取り付け位置やチェーンの遊び、給水弁などの部品が原因となっていることが多いです。しっかりと確認し、調整することで問題は解決できます。音が止まらない場合は、プロの修理業者に相談するのも一つの手です。


コメント