新築の家の庭と駐車場に防犯カメラを設置する際、選定のポイントやおすすめの機種がわからないという方は少なくありません。防犯カメラはセキュリティ面で重要な役割を果たしますが、どのように選べばよいのか、予算内での選定も考慮しながら解説します。
1. 防犯カメラの選定基準
防犯カメラを選ぶ際の最も重要なポイントは、設置場所と目的です。庭や駐車場で使用する場合、屋外設置に耐えられる耐久性が必要です。防水・防塵性能が高いIP66以上の規格を持つカメラが推奨されます。また、夜間の映像をクリアに録画できる赤外線機能や、広範囲をカバーできる画角(画面の視野角)も選定時に重要です。
さらに、カメラの映像の画質や録画方法、ストレージ容量も考慮しましょう。高解像度のカメラ(1080pや4Kなど)は、明確な映像を提供しますが、価格が高くなるため、予算と照らし合わせて選ぶことが大切です。
2. 4万円以内でおすすめの防犯カメラ
予算4万円以内でおすすめの防犯カメラとしては、次のような製品が挙げられます。
- TP-Link Tapo C310: 1080p HD解像度、IP66等級の防水性能、夜間撮影対応、2-wayオーディオ機能付きで、価格も手頃で高評価です。
- EZVIZ C6N: 1080p HD、パン・チルト機能(カメラの回転)があり、広範囲をカバーできます。Wi-Fi接続で簡単に設置可能です。
- Xiaomi Mi Home Security Camera 360: 360度回転機能、1080p HD、インテリジェントな動体検知機能付き。特にリーズナブルな価格で高機能が魅力です。
これらのカメラは、価格が手頃でありながら、十分な性能を備えています。どれも基本的な機能を持ちながら、セキュリティ性能を高めてくれる製品です。
3. ワイヤレスと有線、どちらを選ぶべきか?
防犯カメラを選ぶ際に、ワイヤレス(Wi-Fi接続)と有線の選択肢があります。ワイヤレスカメラは設置が簡単で、配線が不要なため、取り付け場所に制限が少ないというメリットがあります。ただし、Wi-Fiの電波範囲内で使用するため、家の構造によっては信号が弱くなることもあります。
一方、有線カメラは、安定した映像伝送が可能ですが、配線が必要であり、設置には手間がかかります。両者のメリット・デメリットを踏まえ、家の構造や設置場所によって選ぶことが大切です。
4. 設置場所ごとの防犯カメラ選び
庭や駐車場のような広い範囲をカバーする場合、広角レンズやパン・チルト機能を備えたカメラがおすすめです。これにより、広い範囲を一台で監視でき、無駄なカメラ設置を避けることができます。また、駐車場の場合は、車両を監視できる位置に設置することが重要です。
さらに、庭のように明かりが少ない場所では、赤外線照明機能付きのカメラを選ぶと、暗い場所でもクリアな映像が得られます。屋外設置においては、雨や風などの影響を受けにくい防水性能も必須です。
5. まとめ
防犯カメラの選定は、設置場所や目的に合わせた性能を重視することが大切です。予算4万円以内でも十分に高機能なカメラが手に入り、庭や駐車場の安全を確保できます。設置場所に最適なカメラを選ぶことで、家のセキュリティを強化し、安心して暮らすことができます。


コメント