住宅ローンの登記手続きにおける司法書士の指定と費用について

住宅ローン

住宅ローンを利用して不動産を購入する際、登記手続きに関する費用や司法書士の指定について悩む方も多いでしょう。特に、銀行指定の司法書士と売主指定の司法書士が関与する場合、費用がどのように変動するのか、また登録免許税が二重に課税されるのかについて詳しく解説します。

銀行指定の司法書士と売主指定の司法書士の違い

住宅ローンを利用する際、金融機関は抵当権設定登記を行うために指定の司法書士を利用することを求める場合があります。例えば、auじぶん銀行では抵当権設定登記を指定の司法書士で行うことが求められていますが、それ以外の登記については自由に選択できます。auじぶん銀行のFAQ

一方、売主側も所有権移転登記や抵当権抹消登記の手続きを行うため、指定の司法書士を利用することがあります。これらの登記手続きは、売主と買主の双方の合意のもとで進められます。

登記費用の内訳と相場

登記にかかる費用は主に以下の3つに分かれます。

  • 登録免許税:登記の種類や不動産の評価額に基づいて法定で定められた税金です。
  • 司法書士報酬:司法書士に支払う手数料で、登記手続きの難易度や地域によって異なります。
  • 実費:登記に必要な書類の取得費用や交通費などです。

例えば、所有権移転登記の司法書士報酬は一般的に30,000円~90,000円が相場とされています。モゲチェックの記事

登録免許税の二重課税について

登録免許税は登記の種類ごとに課税されるものであり、同一の登記に対して二重に課税されることはありません。したがって、抵当権設定登記と所有権移転登記はそれぞれ独立した手続きであり、登録免許税も別々に課税されます。

司法書士の指定を変更する方法

銀行指定の司法書士を変更したい場合、まずは金融機関にその旨を伝え、変更の可能性について確認することが重要です。仲介業者を通じて交渉することも一つの方法です。オアシス司法書士・行政書士事務所の記事

まとめ

住宅ローンの登記手続きにおいて、司法書士の指定や費用については事前にしっかりと確認し、納得のいく形で進めることが大切です。疑問点があれば、金融機関や司法書士に直接相談することをおすすめします。

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