和室をフローリングにリフォームする際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。特に、巾木(キワキ)の交換や床材の選定、必要な枚数についてしっかりと把握しておくことが大切です。ここでは、巾木交換やフローリング施工時の注意点について詳しく解説します。
1. 巾木の交換は必要か?
リフォーム業者の中には、巾木の交換を提案するところと、交換をしない提案をするところがあります。巾木を交換しない場合、畳寄せと巾木の間に隙間ができる可能性があり、その結果、見た目が悪くなる場合があります。特に、和室からフローリングに変える場合、巾木の交換は必要とされることが多いです。交換することで、隙間ができず、より綺麗に仕上がります。
また、「不陸調整巾木」というのは、床面が不均一であった場合に、その高さを調整できる巾木であり、通常の巾木よりもフィット感が良く、見た目も整うことが期待できます。床の不均一性を補正し、より美しい仕上がりが得られるため、この種類の巾木を使用するのは非常に有効です。
2. フローリングの板材と枚数の選定
フローリングの板材を選ぶ際、サイズや枚数についてもしっかりと考慮する必要があります。質問者が挙げたように、1枚の床材サイズが303mm×1818mmの場合、床面積に合わせて必要な枚数を計算する必要があります。
床面積(畳寄せを除く)は2650mm×3580mmとのことですが、このサイズに適切な枚数を用意するためには、事前にしっかりと計算をしておきましょう。仮に3ケースで足りるかもしれませんが、板目が揃わない可能性があるため、4ケースを用意しておく方が安心です。特にフローリングは、板目の向きや継ぎ目が美しく揃うことが重要です。
3. リフォームの施工における注意点
リフォームを行う際、施工業者選びや工事中のスケジュール確認も大切です。床材の選定が終わった後、業者に施工内容を十分に確認しておくことが、後のトラブルを防ぐために必要です。
特に、フローリングをしっかりと固定するためにクランプを使用することや、床面の不陸調整を行うことが重要です。適切に施工されていない場合、後から床がきしむことがあるため、しっかりと業者に確認しておくことが大切です。
4. まとめ
和室からフローリングへのリフォームは、巾木の交換や床材の選定に十分な配慮が必要です。巾木を交換することで見た目が向上し、床材の枚数や板目の揃い具合にも注意を払いましょう。また、施工業者とのコミュニケーションをしっかりと取り、リフォーム後に満足できる仕上がりを目指しましょう。
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