浮造り杉板にワトコオイルを塗る方法: 塗り方とウェット研磨のコツ

DIY

浮造りされた杉板にワトコオイルを塗る方法について、よくある疑問にお答えします。特に、細かい年輪の溝にオイルがうまく塗れるかや、ウェット研磨後の処理方法など、実際に行う際のポイントを解説します。

1. ワトコオイルの初めの塗り方と拭き取り方法

浮造りされた杉板にワトコオイルを塗る際、最初に塗った後の拭き取りが重要です。年輪の溝にオイルが残りやすいので、ウェスだけで拭き取るのは難しいかもしれません。そこで、新しい刷毛を使って溝の部分を軽く書き出す感じで拭き取ると、オイルが均等に行き渡ります。

オイルを塗ってから約1時間後を目安に拭き取り作業を行うのがポイントです。この作業により、余分なオイルが取り除かれ、木材に深く浸透した状態で仕上がります。

2. ウェット研磨と削りカスの問題

2度目の塗り重ね時に行うウェット研磨ですが、この工程では削りカスが溝に残って固化することが心配です。確かに、削りカスが残ると見た目が悪くなる可能性があるので、ウェット研磨をする際は、その後に溝に詰まった削りカスを軽くブラシで掻き出すと良いでしょう。

また、ウェット研磨をしないという選択肢もあります。オイルを2度塗りしてからそのまま乾燥させるだけでも、質感に変化を与えることができますが、ウェット研磨をすることでさらに滑らかな仕上がりになるため、好みに合わせて行うと良いでしょう。

3. 浮造りの凸凹に対する塗り方

浮造りされた木材は元々凸凹しているため、オイルを塗った後に仕上がりが不均一になることがあります。しかし、このテクスチャーを活かすために、無理に平滑にしようとせず、木の表面に自然な質感を保ちながら塗ることが大切です。オイルを塗る際には、溝にしっかりとオイルを浸透させるために、刷毛で軽く塗り込んだり、布で馴染ませる方法も有効です。

4. まとめ:浮造りの杉板にワトコオイルを塗るポイント

浮造りされた杉板にワトコオイルを塗る際は、年輪の溝にオイルが残りやすいため、拭き取り時に刷毛を使って溝にオイルを均等に行き渡らせるのがコツです。ウェット研磨をする際は削りカスが溝に残らないように注意し、溝に詰まったものは軽く取り除くことをおすすめします。また、浮造りの質感を活かしながら塗ることで、美しい仕上がりになります。

これらの方法を参考にして、杉板のオイル仕上げを楽しんでください。

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