新しい洗面台を選ぶ際に、使いやすさやデザインだけでなく、汚れにくさも重要なポイントです。特に、立水栓と壁付け水栓の違い、またそれぞれのブランド(TOTOのKZシリーズとLIXILのD7シリーズ)の特徴について考慮する必要があります。今回は、これらの洗面台の汚れにくさや使い勝手について解説し、選び方の参考になるポイントを紹介します。
1. 立水栓と壁付水栓の違い
立水栓は水栓の根元が見えるため、使用中に水しぶきが飛び散りやすく、汚れがたまりやすい点がデメリットです。特に、根元の掃除が面倒になりがちで、しっかりとお手入れをしないと、汚れが蓄積しやすくなります。
一方、壁付け水栓は水栓が壁に取り付けられているため、根元が見えないため掃除がしやすく、水しぶきも少なくなります。しかし、壁付け水栓にも水跳ねが気になる部分がありますので、使用する際には気を付ける必要があります。
2. TOTOのKZシリーズの特徴
TOTOのKZシリーズは、見た目が美しく、高い耐久性と耐水性が特徴です。特に、陶器ボウルの質感がしっかりしており、長期間の使用でも安定しています。また、水垢や汚れに強い素材が使われており、汚れが付きにくいという点でメリットがあります。
ただし、TOTOのKZシリーズはその高品質に見合った価格がついており、一般的なモデルよりも高価であるため、予算に余裕がある方に向いています。
3. LIXILのD7シリーズの特徴
LIXILのD7シリーズは、比較的リーズナブルな価格でありながら、使いやすさやデザイン性に優れています。立水栓のタイプが特徴で、シャワー機能を活用した便利な使い方が可能です。
汚れに関しては、立水栓の場合、水しぶきが飛ぶためどうしても掃除が必要となりますが、その分、シンプルなデザインが生活空間に溶け込みやすく、清潔感があります。
4. 壁付水栓の掃除のしやすさと注意点
壁付水栓は、立水栓に比べて水しぶきや汚れが飛びにくいというメリットがあります。水栓が壁に固定されているため、掃除が簡単で、特に水栓根元の汚れを防ぐことができます。しかし、洗面台のデザインやスペースの関係で、壁付けが難しい場合もあります。
水跳ねが起こりにくいとはいえ、完全に水はねを防ぐことは難しいので、こまめに掃除をすることが望ましいです。
5. まとめ: 汚れにくさとデザインのバランスを考慮する
洗面台を選ぶ際、汚れにくさだけでなく、使いやすさやデザインのバランスも考慮することが大切です。立水栓は汚れやすい部分があるものの、デザイン性に優れている一方で、壁付け水栓は機能性や掃除のしやすさに優れています。
TOTOのKZシリーズは高品質で長持ちしますが、価格が高いため予算に応じて選択しましょう。LIXILのD7シリーズは、コストパフォーマンスに優れ、立水栓に慣れた方にはおすすめです。どちらを選ぶにしても、定期的な掃除を心がけることで、きれいな状態を保つことができます。
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