物件選びのポイント:リフォーム済みか、リフォームするか?

中古一戸建て

住宅購入の際に重要な選択肢の一つが「リフォーム済み物件」と「リフォームが必要な物件」の選択です。今回は、リフォーム済みか、リフォーム費用をかけて物件を手に入れるかの判断基準について、具体的な事例をもとに解説します。特に予算の違いとその使い方についても考えてみましょう。

1. 物件1:駅徒歩8分、築32年、980万円の物件

物件1は駅から8分の距離で、価格は980万円。築年数が32年で、全体的にボロいが、お風呂とトイレはリフォームされているとのことです。購入後にどれだけリフォームを施すかがカギとなりそうです。初期投資が安く済む分、リフォームにどれだけ予算を割くかがポイントになります。

この物件を選ぶ場合、キッチンやリビング、外壁などもリフォームすることを考えた上で、追加予算をどれくらい確保できるかが重要です。リフォーム内容次第で、最終的な費用が予想以上にかかることもあるため、専門家に相談してリフォーム計画を立てると良いでしょう。

2. 物件2:駅徒歩12分、築30年、1900万円の物件

物件2は駅から12分の距離で、価格は1900万円。築年数は30年で、全面的にリフォームされており、新築のように綺麗です。リフォーム済みであるため、即入居できるメリットがありますが、初期費用は物件1に比べて高くなります。

この物件を選ぶ場合、リフォームがすでに済んでいるため、購入後すぐに快適に住むことができます。追加のリフォーム費用が不要であるため、初期投資が高いものの、生活の手間を減らしたい人には大きなメリットとなるでしょう。

3. 物件選びで重要なポイント:コストと手間

物件選びでは、価格だけでなく、手間や時間の要素も考慮する必要があります。物件1のように安く購入してリフォームする場合、追加の費用や手間がかかる一方で、物件2のようにリフォーム済みであれば、手間を省ける反面、価格が高くなります。

リフォーム費用は物件1の場合、最低でも数百万円程度かかることを見込んでおくとよいでしょう。具体的なリフォーム内容としては、キッチン、浴室、外壁、床などがあります。自分で手を加えられる部分と、プロに頼まなければならない部分を考えて、予算を調整することが大切です。

4. どちらが良いか?決定のポイント

最終的にどちらの物件を選ぶかは、あなたの生活スタイルや将来的なビジョンに依存します。物件1を選ぶ場合、リフォームによって自分の好みに合わせた住まいにできる楽しさがありますが、手間と時間がかかります。一方、物件2は即入居可能で手間をかけずに住み始めることができ、快適な生活をすぐに始めることができます。

また、物件1のように予算が余る場合は、リフォームの質を上げたり、さらに設備を整えることができるかもしれません。どちらが自分にとって価値が高いのか、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

物件1は安価でリフォーム可能ですが、時間と手間がかかります。物件2は価格が高いものの、リフォーム済みで即入居可能です。購入後の手間を減らすか、リフォーム費用で自分好みに仕上げるか、あなたのニーズと予算に合わせた選択をしましょう。

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