相続したマンションをトランクルーム代わりに使うか売却するかを考えるポイント

中古マンション

相続でマンションを取得した際、その活用方法として「荷物置き場として利用する」か「売却する」かで悩む方は少なくありません。特に管理費や修繕積立金といったランニングコストが発生するため、判断には注意が必要です。この記事では、95平米のマンションを相続した場合の選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

マンションをトランクルーム代わりにする場合のコスト

管理費が月額6000円、修繕積立金が月額10000円であれば、毎月の維持費は合計16000円となります。年間で約19万円、10年で約190万円のコストがかかる計算です。通常のトランクルーム利用料と比較すると割高になることも多く、長期的に荷物置き場として使うのはコスト効率が悪いといえます。

ただし、広さ95平米を丸ごと自由に使える点は大きなメリットです。大型家具や家電、趣味の道具などを大量に保管できるため、倉庫代わりとしての利便性は高いでしょう。

売却した場合のメリットと注意点

マンションを売却すれば、まとまった資金を得ることができます。また、維持費が一切かからなくなるため、経済的な負担から解放されます。特に不動産価格が上昇傾向にある地域であれば、売却によって資産価値を最大化できる可能性があります。

一方で、売却には仲介手数料や税金(譲渡所得税)がかかる点に注意が必要です。また、相続から時間が経ち空き家の状態が長く続くと、物件価値が下がるリスクもあります。

トランクルーム利用と売却の比較

項目 トランクルーム利用 売却
維持費 月額1.6万円(年間約19万円) 不要
スペース 95平米を自由に利用可能 利用不可
資産価値 維持するが経費がかかる 現金化できる
利便性 自由に出入り可能 資産を処分し身軽になれる

実例:相続したマンションをどう活用したか

ある方は、実家を相続した後、家財道具が多く処分が大変だったため、数年間は倉庫代わりに使いました。しかし、維持費がかさむことに気づき、最終的には売却を決断。結果的に数百万円の資金を得て、賃貸の倉庫を必要に応じて利用する方がコスト効率が良いと感じたそうです。

一方で、別の方は地方のマンションを相続し、趣味のコレクションを保管するスペースとして利用。利便性を優先し、維持費を「趣味の経費」と割り切って支払っています。

まとめ

相続したマンションをトランクルーム代わりに使うか売却するかは、経済的負担と利便性のバランスで決まります。費用を抑えたい方や不動産の価値が高いうちに現金化したい方は売却が有利です。一方で、大量の荷物を長期的に保管したい場合や、将来的に再利用の予定がある場合は、維持費を支払いながら倉庫利用するのも一つの選択肢です。まずはランニングコストと物件の資産価値を比較し、ライフスタイルに合った判断をすることが大切です。

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