ベランダにスズメバチの巣ができてしまうと非常に危険です。殺虫剤を使って駆除した後も、死骸や弱った個体が残ってしまうことがあり、どう片付ければよいか悩む方も多いでしょう。この記事では、スズメバチの死骸を一時的に放置しても大丈夫か、また安全に処理するためのポイントについて解説します。
スズメバチの死骸を放置しても大丈夫?
基本的にスズメバチの死骸を数日放置しても健康被害のリスクはほとんどありません。ただし、弱った個体が生きている場合は刺される可能性があるため注意が必要です。また、死骸を放置すると他の昆虫(アリなど)が寄ってくることもあるため、可能であれば早めの処理が望ましいです。
管理会社や業者が対応するまでの数日間であれば、窓や扉を閉めて室内に侵入させないようにしておけば問題ありません。
死骸を片付ける際の注意点
自分で死骸を処理する場合は、必ず厚手の手袋とトングを使用しましょう。直接触ると刺されるリスクが残るため危険です。死骸はビニール袋に入れ、しっかり口を縛ってから可燃ごみとして廃棄できます。
また、殺虫剤を再度軽く噴霧してから処理すると、動いている個体が残っていても安全性が高まります。
巣の撤去は必ず専門業者に依頼を
死骸の処理は個人でもできますが、巣の撤去は必ず専門業者に依頼してください。素人が撤去すると再びスズメバチに襲われる危険性があり、命に関わる事故につながることもあります。管理会社経由で依頼している場合は、業者の連絡を待ちましょう。
もし連絡が遅れて心配な場合は、自分で別の業者に問い合わせてみるのも一つの方法です。
応急的な対応方法
業者が来るまでの間にできることとして、ベランダの出入りを控える、窓や網戸をしっかり閉める、洗濯物を別の場所に干すなどが挙げられます。安全第一を心がけましょう。
特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、ベランダには近づかないように注意しておくと安心です。
まとめ
スズメバチの死骸は数日放置しても大きな問題はありませんが、生き残りの個体がいる場合は危険です。片付ける際は防護具を使用し、巣そのものの撤去は必ず専門業者に依頼しましょう。管理会社や業者の対応を待ちながら、安全に生活できるよう一時的な工夫をすることが大切です。
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