マンションの下駄箱や洗面所の扉に壁紙を貼ることで、部屋の雰囲気を変えることができます。しかし、ツルツルした表面に壁紙を貼る場合、適切な準備と注意が必要です。この記事では、壁紙を貼る際の下処理方法や必要な糊の種類について解説します。
壁紙を貼る前の下処理
ツルツルした表面に壁紙を貼るには、まず下地処理が必要です。特に、光沢のある表面の場合、壁紙がしっかりと貼り付くようにするためには、少しやすりがけをして表面を粗くすることが効果的です。これにより、壁紙の糊がしっかりと密着します。
やすりがけの方法
やすりがけには、軽く表面を擦る程度で十分です。強く擦りすぎると、表面が傷ついてしまうことがあるので注意が必要です。サンドペーパーの目の粗さは、#180程度を使うのが一般的です。その後、掃除機や乾いた布で表面のほこりをしっかりと取り除いてから、壁紙を貼る作業に進みましょう。
糊なし壁紙の使用と適切な糊の選び方
糊なし壁紙を使用する場合、別途糊を購入する必要があります。おすすめの糊は、壁紙専用の糊で、特に「強力タイプ」のものが適しています。一般的に、壁紙の糊は水で溶かして使用するタイプが多いですが、すでに乾燥しているタイプもあるので、自分の作業しやすいものを選びましょう。
壁紙を貼る際の注意点
壁紙を貼る際には、できるだけ空気を抜きながら貼ることが大切です。空気が残ると、後々壁紙が浮いてしまうことがあります。大きな面積を貼る場合は、ヘラやローラーを使ってしっかりと密着させましょう。また、気泡が残らないように注意し、乾いた布でしっかりと押さえることがポイントです。
壁紙の張り替えについて
今後、気分を変えて壁紙を張り替えたい場合は、取り外しやすい糊を選ぶことが重要です。糊の種類によっては、後で壁紙を剥がすのが難しくなることがあります。できるだけ剥がしやすい糊を選び、しっかりと張り替えられるように準備しておきましょう。
まとめ
マンションの下駄箱や洗面所の扉に壁紙を貼る際は、まず下地処理としてやすりがけを行い、壁紙の糊を選ぶ際には強力タイプのものを使うことがポイントです。作業中は空気を抜きながら貼り、将来的に壁紙を剥がすことを考慮して、剥がしやすい糊を選ぶと良いでしょう。
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