リメイクシートのベタベタを取り除き、ペンキを綺麗に塗る方法

棚をリメイクシートで覆っていた部分を剥がし、ペンキを塗ろうとする際に発生するシールのベタベタ。これをきれいに取り除く方法と、その後のペンキ塗りをうまく進めるためのポイントを解説します。

1. シールのベタベタを取る方法

シールのベタベタを取り除くためには、専用のシール剥がし剤を使用するのが最も効果的です。市販のシール剥がしスプレーを使用し、数分間放置した後に布で拭き取る方法が一般的です。

もし手元にシール剥がし剤がない場合、家庭にあるアイテムを使うこともできます。例えば、アルコールやクエン酸水を使うと、粘着物を効果的に溶かすことができます。

オリーブオイルやベビーローションなどの油分を使って、シールのベタつきを取る方法もあります。油分が粘着物を浮かせてくれるので、優しく擦るだけでベタベタを落とせます。

この方法は、特に剥がした後に残るベタつきが気になる場合に便利です。しかし、油分を使った後は、しっかりと水拭きで油分を取り除くことを忘れないようにしましょう。

シールのベタつきをきれいに取り除いた後は、表面をきちんと拭き取り、乾燥させることが大切です。ペンキがきれいに塗れるように、ホコリや油分を完全に取り除いてから作業を始めましょう。

その後、塗る前にプライマー（下地剤）を塗ることで、ペンキがしっかりと密着し、仕上がりがより美しくなります。特に棚や家具のような高頻度で使うものにはプライマーの使用をおすすめします。

ペンキを塗る際は、ムラなく均一に塗るために、薄く何度も重ね塗りをするのがポイントです。1回の塗りで厚く塗るよりも、数回に分けて塗ることで、きれいな仕上がりを実現できます。

リメイクシートを剥がした後に残るベタつきをきれいに取り除き、ペンキ塗りを行うには、適切な準備が大切です。シール剥がし剤を使うか、家庭にあるアイテムで対応し、しっかりと乾燥させてからペンキを塗ることで、長持ちする仕上がりを実現できます。