ブレーカー増設の際の端子台の施工についてのポイントと注意点

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電気工事初心者の方向けに、ブレーカー増設に伴う端子台の施工方法について解説します。特にメイン分電盤からの配線や端子台への接続方法に関して、よくある疑問を解消します。

1. メイン分電盤からの配線方法について

メイン分電盤からの配線について、まず確認するべきことは、負荷側端子からの取り方と電流バーの末端からの取り方です。基本的には、負荷側端子から取ることが推奨されていますが、電流バーの末端から取ることも可能です。ただし、電流バーの末端は接続箇所によっては電流容量が十分でない場合があるため、注意が必要です。

2. 端子台から新規ブレーカーまでの配線方法

端子台から新規ブレーカーまでの配線に使用するケーブルですが、CVケーブルを使用するか、Fケーブルを使うかは配線の目的や設置場所によって選ぶべきです。CVケーブルは通常、屋内配線に使用され、電力損失を最小限に抑えます。一方、Fケーブルは柔軟性が高く、取り回しがしやすいため、複雑な場所でも使用可能です。状況に応じて、どちらを選ぶかを決めましょう。

3. 端子台での接続方法とその注意点

端子台の負荷側中性線に3本のケーブルを接続する場合、端子上げに関して注意が必要です。特にCVケーブルを使用する場合、端子台に2本以上を接続する際には、端子の抱合せが許容されていないことがあります。そのため、適切な端子台の選定が必要です。また、Fケーブルを使用する場合、端子台1箇所に3本のケーブルを接続しても問題ない場合がありますが、これも接続規定に従うことが重要です。

4. まとめ:初心者でもできるブレーカー増設の端子台施工

ブレーカー増設に伴う端子台の施工は、電気工事の基本的な部分であり、正しい知識を持つことで安全に行うことができます。配線の選定や接続方法に関しては、メーカーの指示に従うことが最も重要です。また、施工前にしっかりとした準備を行い、必要な工具や部品を揃えることも成功のカギとなります。

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