お風呂の排水溝がきれいに掃除しても濁った水が溜まり、原因がわからないということはよくあります。特に築年数が経っている住宅では、この問題が発生しやすいです。この記事では、排水溝が濁る原因とその解決方法について詳しく解説します。
排水溝が濁る原因
お風呂の排水溝が濁る原因として考えられる主な要因は、パイプ内の汚れやカビの蓄積です。築年数が35年も経っている場合、パイプの内部に油分や石鹸カス、髪の毛などが固まっている可能性があります。これらが長期間蓄積されることで、水が流れにくくなり、見た目にも濁った水が排水溝に残ることがあります。
また、排水溝自体に汚れが溜まり、そこに水が滞ることが原因になることもあります。パイプの内側や排水溝の中にカビや細菌が繁殖している場合、見た目が濁って見えることがあります。
パイプユニッシュを使っても効果がない理由
パイプユニッシュを使っても改善しない場合、パイプ内の汚れがあまりにも固まっていて、薬剤が十分に浸透していない可能性があります。パイプの内壁にこびりついた汚れがひどくなると、家庭用の洗浄剤では取り切れないことがあるため、専門的な掃除が必要になることもあります。
また、汚れの種類によっては、パイプユニッシュが効果的でない場合もあります。例えば、石鹸カスや硬くなった油脂が蓄積している場合、強力なクリーナーが必要になるかもしれません。
排水能力が正常でも濁る理由
排水能力に問題がないということは、水の流れに詰まりはなく、パイプ内での水の通り道が確保されていることを意味します。しかし、排水溝内に残る水が濁る原因は、パイプ内に汚れやカビがある場合や、排水溝自体に微細な汚れが溜まっていることにあります。これらの汚れが水の透明度を低下させ、見た目にも濁って見えることがあります。
また、排水溝周辺の湿気や温度の変化がカビの繁殖を促し、その結果として排水溝内の水が濁ることもあります。
排水溝の掃除とメンテナンス方法
排水溝をきれいに保つためには、定期的な掃除が不可欠です。家庭用の洗浄剤を使っても効果がない場合、専門的な業者に依頼してパイプ内部の洗浄をしてもらうのも一つの方法です。業者は高圧洗浄などを使って、パイプ内の頑固な汚れを取り除いてくれます。
また、排水溝の周りにカビや汚れが溜まらないように、定期的に掃除を行い、湿気の溜まりやすい場所に注意することも大切です。特に、シャワーを使用した後に排水溝の掃除を行うと効果的です。
まとめ
お風呂の排水溝が濁る原因には、パイプ内の汚れやカビの蓄積が考えられます。これに対して、定期的な掃除とメンテナンスが重要です。パイプユニッシュを使っても効果がない場合、専門業者による高圧洗浄を検討することも一つの手段です。排水能力には問題がない場合でも、汚れが残ることで見た目に影響が出ることがあるため、普段からの清掃とメンテナンスを心がけましょう。
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