ハンダ付けなしで30個の砲弾型LEDをモバイルバッテリーから給電するライトを作る方法

DIY

DIYでモバイルバッテリーを使用してLEDライトを作りたいけれど、電気的な知識がなく、ハンダ付けも避けたいという方に向けて、簡単にできる方法を紹介します。30個の砲弾型LEDを並列接続し、モバイルバッテリーから給電するための道具や設計のポイントを解説します。

必要な道具と部品

このプロジェクトに必要な道具や部品を揃えることで、ハンダ付けなしでLEDライトを作ることができます。基本的な部品とその選び方について解説します。

1. LEDライト(砲弾型LED)

LEDライトは、低電力で長寿命のものを選びましょう。特に、並列接続を前提にするので、同じ電圧のLEDを選ぶことが重要です。

2. モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、5VのUSB給電を行うものを選びます。選ぶ際は、LEDに十分な電力を供給できる容量を確認しましょう。

3. 接続用端子とケーブル

ハンダ付けなしで接続するためには、端子やコネクターを使用するのが便利です。スプリング端子やねじ式端子を使用すると、簡単に接続できます。

4. スイッチ

電源をオン・オフするためのスイッチも必要です。これにより、必要なときにだけLEDを点灯させることができます。

並列接続の設計方法

30個のLEDを並列接続する場合、設計にはいくつかの注意点があります。並列接続のメリットとデメリット、注意点を理解しておきましょう。

1. 並列接続の基本

並列接続では、各LEDに同じ電圧が供給されます。しかし、電流が各LEDに分配されるため、必要な電流量をしっかりと計算することが大切です。

2. 必要な電流を計算する

例えば、1つのLEDが20mAの電流を消費する場合、30個のLEDで600mAの電流が必要となります。モバイルバッテリーがこの電流を供給できるか確認しましょう。

3. 電圧の一致を確認

並列接続を行う際は、全てのLEDが同じ電圧(通常は5V)で動作することを確認することが重要です。異なる電圧のLEDを混在させると、正しく動作しません。

ハンダ付けなしで接続する方法

ハンダ付けを避けるためには、簡単に接続できる方法を使うと便利です。接続部分にはコネクターや端子を使用することで、簡単に接続できます。

1. スプリング端子を使う

スプリング端子は、ケーブルをねじ込むだけで簡単に接続できるため、ハンダ付け不要でLEDとモバイルバッテリーを接続できます。

2. ねじ式端子を使う

ねじ式端子を使用することで、ケーブルを固定し、確実に接続することができます。安定した接続が求められる場合に便利です。

3. クランプ式コネクター

クランプ式コネクターも簡単に接続できる方法です。各LEDをコネクターに差し込むだけで配線できます。

安全性と注意点

DIYでLEDライトを作成する際には、安全性にも注意を払うことが重要です。特に、電流や電圧が過剰になると危険な場合があります。

1. 適切な電流と電圧を守る

LEDに供給する電流や電圧が適切でないと、LEDが過熱してしまうことがあります。モバイルバッテリーの出力が足りない場合は、電源を変更する必要があります。

2. 過熱を避ける

LEDライトを長時間使用する場合、過熱を避けるために十分な換気が必要です。冷却が十分にできない場合、LEDが故障する可能性があります。

まとめ

30個の砲弾型LEDをモバイルバッテリーから給電するライトを作成するには、強力な粘着テープや簡単な端子を使用して、ハンダ付けを避けながら組み立てることができます。並列接続する際は電流と電圧に気をつけ、モバイルバッテリーが十分な電力を供給できるか確認しましょう。また、接続方法や安全性にも注意を払い、DIYを楽しみましょう。

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