足場のメッシュシート作業は大工の仕事か?手間代を請求する方法

注文住宅

町屋の工務店からの請負で、上棟日の作業前に足場のメッシュシートを広げて張る作業を指示された場合、その作業は大工の仕事に含まれるのでしょうか?また、手間代を元請けに請求することができるのか、についての疑問に答えます。

メッシュシートを張る作業は大工の仕事か?

通常、メッシュシートを張る作業は、大工の仕事に含まれないことが一般的です。メッシュシートを張る作業は、足場工事や施工管理を担当する業者によって行われるべき作業です。大工は、主に木工事や構造に関する作業を担当するため、足場の作業やシートの張り付けは通常の業務範囲外となります。

ただし、現場の状況や元請けの指示によっては、大工にこの作業をお願いされることもありますが、その場合は手間代が発生する可能性があります。

手間代を元請けに請求できるか?

大工がメッシュシートの張り作業を行う場合、手間代を元請けに請求することは正当な行為です。ただし、元請けが「手間代に含まれている」と言ってきた場合、その請求が適正かどうかを確認する必要があります。

まず、契約書や工事の仕様書において、どの作業がどの業者の責任であるかが明記されているか確認しましょう。もし、その作業が大工の業務に含まれていない場合、元請けに対して適切に手間代を請求することができます。

元請けが手間代に含まれていると言う場合

元請けが「手間代に含まれている」と言ってきた場合、まずはその根拠を確認することが大切です。契約書に「足場作業やメッシュシートの張り作業」が含まれていない場合は、明確に請求が可能です。

もしその作業が別途請求すべきであると考える場合、元請けと交渉し、追加費用が必要であることを伝える必要があります。この際、適切な証拠をもとに交渉を行うことが重要です。

泣き寝入りしないために

泣き寝入りしないためには、事前に契約内容をしっかりと確認することが大切です。また、作業内容や手間代について、現場で指示された内容が正式な契約に反映されているかを再確認しましょう。

もし、元請けが不適切な対応をしていると感じた場合、専門の弁護士や労働組合に相談するのも一つの方法です。

まとめ

足場のメッシュシートを張る作業が大工の仕事かどうかは、一般的には業者が担当する作業ですが、現場の指示により大工が担当することもあります。手間代については、契約書に基づいて元請けに請求することができますので、事前に契約内容を確認し、不明点はしっかりと交渉することが重要です。

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