玄関ドアの下枠巾木とは?役割・設置の必要性・選び方を解説

新築一戸建て

新築住宅の玄関ドアを設置する際に、「下枠巾木」という部材を見かけることがあります。これは一体どのようなものなのでしょうか?また、設置する必要があるのでしょうか?本記事では、下枠巾木の役割や設置の必要性、選び方について詳しく解説します。

下枠巾木とは?

下枠巾木(したわくはばき)は、玄関ドアの下部に取り付けられる部材で、床とドア枠の境目を美しく仕上げるためのものです。一般的には、ドアの下部に取り付けられることで、床とドア枠の隙間を隠し、見た目を整える役割を果たします。

また、下枠巾木はドアの開閉時に床に接触する部分でもあり、ドアの下部が直接床に触れないようにすることで、床材の摩耗を防ぐ効果も期待できます。

下枠巾木を取り付けるメリット

下枠巾木を取り付けることで、以下のようなメリットがあります。

  • 美観の向上:床とドア枠の隙間を隠すことで、玄関の見た目が整い、清潔感が増します。
  • 床材の保護:ドアの下部が直接床に触れないようにすることで、床材の摩耗や傷を防ぎます。
  • 隙間風の防止:隙間を隠すことで、外部からの風の侵入を防ぎ、室内の温度管理がしやすくなります。

下枠巾木を取り付けない場合のデメリット

一方で、下枠巾木を取り付けない場合、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 見た目の乱れ:床とドア枠の隙間が目立ち、玄関の印象が悪くなる可能性があります。
  • 床材の摩耗:ドアの下部が直接床に触れることで、床材が擦れて傷がつく可能性があります。
  • 隙間風の侵入:隙間があることで、外部からの風が室内に入り込みやすくなります。

下枠巾木の選び方

下枠巾木を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  • 材質:木製やMDF(中密度繊維板)など、素材の種類があります。住宅の内装やドアのデザインに合わせて選ぶと統一感が出ます。
  • 高さ:一般的には30mm〜60mm程度の高さが多いですが、ドアのデザインや使用する場所によって適切な高さを選ぶことが重要です。
  • カラー:床や壁の色に合わせて選ぶことで、部屋全体のコーディネートがしやすくなります。

まとめ

下枠巾木は、玄関ドアの下部に取り付けられる部材で、美観の向上や床材の保護、隙間風の防止などの役割を果たします。新築住宅の玄関ドアを設置する際には、下枠巾木の有無やデザインについても検討し、快適で美しい玄関空間を作り上げましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました