自宅の雨漏り修理を依頼する際、業者の信頼性や資格について不安がある方も多いかと思います。特に、業者が提供する名刺やホームページに記載された情報から、どの業者が適切かを判断するのは難しいこともあります。今回は、業者選びで気をつけるべきポイントについて解説します。
建築業者としての資格の確認
業者が建築業を行っている場合、必ず「建築業の知事許可」を取得している必要があります。許可番号が名刺に記載されていれば、基本的にはその業者は信頼できる資格を有していると考えてよいでしょう。建築業の許可番号が無い場合、建築工事を行う際に違法となる可能性がありますので、注意が必要です。
ただし、業者によっては「ハウスクリーニング」や「リフォーム」を謳いながら、建築業の知事許可を取得していない場合もあります。こういった業者が外装工事を行うことは、法的に問題がある場合も考えられます。
古物売買許可がある場合はどうか?
業者が名刺に「古物売買の許可番号」を記載している場合、その業者は貴金属や中古品の取引を行っている可能性があります。しかし、これは建築業とは直接関係がありません。古物売買の許可番号が記載されていても、建築工事をする資格があるわけではないので注意が必要です。
古物売買業者が建築工事を行う場合は、基本的に「建築業の知事許可」を取得していなければ違法となります。よって、古物売買の許可のみでは信頼性を判断することはできません。
業者の信頼性を確かめる方法
業者の信頼性を確かめるためには、まず名刺に記載された「建築業の知事許可番号」を確認することが重要です。また、業者のホームページでその情報が記載されていない場合は、直接確認することをおすすめします。信頼できる業者は、自分の許可番号や資格情報をしっかりと公開しているはずです。
さらに、過去の実績やレビューをチェックすることで、業者の信頼性を確認することもできます。可能であれば、過去の顧客の声を直接聞くことができれば、より安心して依頼できます。
まとめ:信頼できる業者を選ぶために
雨漏りの修理を依頼する際は、業者の資格や許可番号をしっかり確認することが重要です。建築業の知事許可を持っていない業者に依頼すると、後々法的な問題に発展する可能性があるため、資格の有無を確実にチェックすることをおすすめします。
また、業者が名刺やホームページに情報を記載していない場合や、情報に矛盾がある場合は、その業者に依頼することを避ける方が賢明です。信頼できる業者を選んで、安心して雨漏りの修理を依頼しましょう。
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